朝起きてから仕事に向かうまでと、夜就寝前に明日の支度をする時間に、できるだけ余裕を持たせたい。明日を充実して過ごせるために。
前職で役員職にいたときの一番の悩みは、管理職のストレスをついつい家族とのプライベートの場でぶつけてしまうことでした。
仕事のストレスを家庭に持ち込むことは、とてもとても深い自戒の念にかられることで、いつも精神的に悩んでいました。だけど、毎日のサイクルがどうしてもそういう「自戒の念」を避けられない、悩ましい状況で、そして今、
自分が少しずつだけど、そのストレスから解放される方向に向かっている。
部下をたくさん抱えることがいかに大変かを痛感します。やっぱサラリーマンは大変なんです。
最近思うんですが、昔から本当はできたことのような気がするんですけど、
朝起きてから仕事に向かうまでと、夜就寝前に明日の支度をする時間に、できるだけ余裕を持たせることが大事なんです。
明日を充実して過ごせるために。
家にいる時間、特に平日、仕事に行く前と、帰宅して家族サービスが一通り終わって(あるいはその機会もない。泣)から就寝する前の間に、どれだけ自分をリラックスして仕事とプライベートをうまくバランスするかを考える時間がとれるか。
十分な時間がなくとも、毎日考える時間があって、
どうやって今日充実した仕事をしようか、
どうやって家族と限られた時間を過ごそうか、
すべてを十分にトレードオフすることは、個人的には無理と思います。でも妥協したくない。だから、与えられた条件下で全体最適な解を毎日追い求めることは大事と思いました。会社勤めの頃はその余裕を作ることができませんでした。それは自分の器の問題でしょうが、結果家族や部下仲間に与える悪影響も考えれば、自分が今の状況におさまっていることは、実は必然だったのかもしれません。
できるだけ余裕をもって、ビジネスとプライベートの境界線の時間を過ごすことは、いまさらなんですが(汗)、大事なことだと思います。きっと、家族の未来のために、そして仕事仲間、後進のために・・・