障害、不始末、不手際、トラブルについて謝罪文を書くなら、1に「平謝り」、2に「広範囲に原因分析」、3,4がなくて5に「現実的な対策」だ。
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・・・最近のベンダーは「謝る」のが下手だ。
ハードやソフトの不具合や設定等作業の不手際を起こして、その不始末のお詫びをするとき、
レターみたいなかしこまった様式が出てくる。でも言い訳っぽく形式的なことだけ書いてあることが多い。しかも1枚っぺらでおしまい。
お詫びの気持ちも感じられない。誰が悪いのか、どうしておきたかもわからない。
対策もうすっぺらい。誰が指揮して誰がやるのかわからない。
いつまでにリカバリーするかもわからない。
・・・本来なら、
原因を深く分析し、
自社のみならず顧客も含めた関係各社の責任を明らかにし、
「うつべき」点ではなく、「うてる」手を一通り考える。
ここまでが基本のキ。
とは、いえ限られた期間内でうてる策に絞り込むことが肝要だ。
一番悪いのは自分(自社)という点ははっきり表明し、
「襟は当然正します。ですが、きちんとリカバリーするために、(顧客も含め)関係各社の皆様方にもどうかご協力いただきたい」
その点、何卒ご理解、ご承諾下さい、というメッセージで終わるべきなのだ。
謝罪文様式の常識と思っている。
・・・もっとも、謝るのが仕事の半分の自分なので、要求が細かくてハードル高いことを言ってるのかも知れないのだが(笑)。でも、それにしてもなあ・・・
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