ドラフト≒完成品、ですから。
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ドラフトというと「たたき台」と思いがちですが、そうはいっても、ドラフトがほぼ完成品である必要があると思ってます。
多忙を極め、忙しい中でパッと資料を作成するとき、そうそう何度も同じ資料を見返す時間はないわけで。だから、ドラフト作成≒完成品の「見本」でないといけません。
仮定や仮設がたくさんある中で、ドラフトしたら当然あちこちに未熟や穴があります。それでも、仮定や仮設を前提とした場合の完成品を作ってみることが大事です。
「ドラフトなので」という言い訳はOKです。だけど何度も使えるわけではない。ドラフトならば素早く出すことが大事で、且つ(目標ですが)完成品の見本であるべきなのです。
つまり、ゴールイメージをすりあわせるのがドラフトなので、あまり完成度が低いとドラフトにもなりません。早いタイミングでゴールイメージをすりあわせることができるものが、ドラフトです。
期間や工数ベースで半分くらい消費した時点で、完成度半分以下のドラフトが出てくると、本当にがっかりします。
経験的に、
60%(以上)の完成度で作られたドラフトは、期間や工数ベースで20%くらい消費した時点で出てくるべき、
なのです。
「=完成品」なんて、誰も求めてません。ですが、完成品のイメージがすりあわせできないドラフトは、ドラフトじゃないんです。
20%消費で60%ドラフトじゃなくてもいいです。30%で70%でも、40%で80%でもいいです。大事なことは50%も工数(か期間)を消費して、半分以上完成してないドラフトが出てきても、きっと「間に合わない」ってことなんです。
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