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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

最近の店員は、客の方を向いていない。

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先日、後輩と飲んだとき、お互いの学生時代のバイト談義になった。

 

 

 

自分もいっぱいやった。

 

家庭教師

 

ボウリング場

 

データ入力

 

ゲーマー(昔はゲームプログラマのことを言ってました)

 

マックの店員

 

居酒屋の店員

 

スナックの店員

 

もっとDEEPな水商売(笑)

 

 

 

それぞれ、とてもいい経験になっている。いつも思うが、どんな経験も必ず実りがあり、その体験が異なるSCENEで後押しになって活躍の杖になってくれる。

 

それにしても。

 

 

 

最近の店員は、客を向いていない。

 

お金を出す、収益を生み出すのはお客なのだ。客の方をみていなければ「収益のタイミング」は生まれてこない。せっかくの売り上げるチャンスを逃し、本当ならもっと売り上げることができたのに、どんどん逃していく。そんな気がしてならない。

 

 

 

食事や飲み物を作ったり、洗物をしたり片付けたり。そういう仕事はもちろん当たり前。それをやりながら客の方を向き、注文したい人、何か話しかけたいと思っている人、困っている人、そういうお客に目配せするのが当然の姿勢なのだ。だけど、

 

 

 

最近の店員はそれができないね。マックですら本当にレベルさがった。自分がいたころの教育プログラムおよび先輩店員の指導は本当に厳しかった。下を向くことはほとんどない。お客に背を向けることもほとんどない。「何かをしながら」お客の方を向くように躾されていた。

 

 

 

昔は今よりバブルで、要員が今より充足している可能性があり、一概にダメとまでは言えないのだと思う。それでも、姿勢として今の店員(の多く)は、客をみずに自分のルーティンワークをいそいそとやっている。悲しいことだ。

 

 

 

これは、自分の業界でのビジネスだって同じこと。

 

客を向かなければ、本当のCSがわからない。新しいニーズをつかみとれない。いずれはそのお客を逃すことになりかねない。ずっとお客と向き合って、どうにかつかみ取れるチャンスすべてを獲れるのだ。

 

 

 

前を向きましょう。みんなで。下を向かず、前を向いて、あらゆる可能性を探す方が、その方が悔いがない。

 

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