家事育児というのは昼間のビジネス以上の多忙さとやりくりの難しさがある。
コンサルタント仕事の参考になる他業種が3つあると思っている。
1つは、飲食業、ただし調理側。
もう1つが水商売。
そして最後が、主婦業だ。
プロジェクトの目的が何らかモノづくりだと、調理のプロセスや留意点はまさに、QCD(品質、コスト、期限)の徹底管理そのものだ。
そして、徹底的なクライアントサービス、且つそれなりにいただく接客術、交渉話術、や雰囲気作りは水商売そのものだ。
そしてさらに、
主婦業はとてもハードで、ふりかえる余裕がない(らしい)。特に子供の世話が大変だ。
言葉の通じない子供の世話。
価値観の異なる他の保護者とのコミュニケーション。
そして炊事、掃除に洗濯、買い物・・・
とにかく忙しい。効率化が一大事。忙しいコンサルタントにとって、その工夫の仕方や見切りの付け方等、とても参考になる!
多忙を極める主婦業。こと育児はプロジェクトにひしめく、言葉遣いの異なる、経験年数の異なる、性格の異なる、多数の未就業児や保護者達と付き合うだけでそもそも大変だ。結構に自分自身がしっかりした主義や方針を持っていないと、なかなかストレスがかかる(らしい。笑)。
その中で朝から夜まで、たくさんのTODOを効率的にこなす必要がある。一日くらい手伝ってみるとよくわかる。起きて食事や着替え、学校や幼稚園へ送り出す世話をしていたら、洗い物が終わったらもう10時だ。11時までに洗濯して12時までに買い物を済ませる。乳幼児がいたらここで昼食だ。食事前後のどちらかで散歩に連れていって、掃除が終わった頃14時くらいからは乳幼児はお昼寝。ここでようやく休憩できる(笑)。16時くらいには学校から子供が帰ってくるし、夕食の支度もあるだろう。宿題とか勉強の世話もしつつ、夕食に入浴、洗い物とかやっていたらあっという間に21時。就寝の支度をしてほどなく寝かしつけ。ここでうっかり熟睡してしまったら、そのまま翌朝へ突入だ(爆)。人生は短い。一日は早い。^^;
「これをやって、次にこれをやって、その間にこれも仕掛かっておいて。○○時には来客だから今日はどことどこで何を買い物して。あれは今日は時間的に無理だから○曜日に回そう。。。」、とか、結構に効率勝負なのだ。
なかなかの超効率術。極めようとすればするほど、効果てきめん。結構楽しい(笑)。よほど家庭に不協和音のない限り(汗)、一度主婦業を一日体験すると、かなりコンサルタント仕事、クライアント仕事の効率化の糧があります。お試しあれ。。
そして今日私は、次男の手を引き、出勤途中に託児所へ・・・^^;