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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

大腸内視鏡検査を不快なく受けるために(笑)

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(お食事時でないときにお読みいただいた方がいいかもです^^;

  

禁酒ついエントリ先日が、生まれて初めて()2週間も禁酒して、体調も生活習慣もすっかり変化しました。。。

  

薄味に慣れ、

水の美味しさをあらためて痛感し(笑)、

病院の検査が辛いことをあらためて痛感し、

健康のために体力が重要であること、何より健康が生活の上で大変重要であることを再認識。

  

想像以上にこの検査を受ける人は多いことが病院でわかったので、ちょっとコツというか、できるだけ不快なく検査をうけるための心得をこの機会に整理してみようと思います(苦笑)。

  

即日コースかプチ入院か

l  入院というとおおげさに思えますし、時間もお金もかかりますが、前日+当日の2泊は経験的にとても有意義でした。時間の余裕ができる人、不安の大きい人は病院でその2日間を過ごすのは普段の環境から自分を遮断し、いろいろ普段の生活を見つめ直すいい機会かも知れません。

l  実は私は検査を通算2回、それぞれ1回ずつ受けました。検査でポリープがみつかって検体を切除したら数日間飲酒や運動は禁止、食生活も制限をうけます。お酒が大好きで激辛大好きな自分にとって、その期間はまさに地獄でした(笑)。2回目の検査はそういう体験と時間の余裕があったので入院して検査と切除をしましたが、より有意義な期間・時間だった気がします。

l  むしろ病院生活が苦痛でしょうがない人なら即日コースがいいに決まっていますが、不安が大きい人は気分転換にプチ入院を個人的にはおすすめします。

  

腸を空っぽにする

l  いずれにしても、まず検査当日までに、腸を空っぽにしていきます。私の場合、ポリープ切除が確定的だったので前日は飲酒してました(笑)。さすがに深酒はしなかったし早めにきりあげて早々に寝ましたが・・・

l  たいていの場合前日から下剤を服用しますので、早々に寝ても夜中に起きてしまいました。そして次第にお通じの頻度が早まり、何度もトイレに行くことになります。ただ、痛いわけでも気分が悪いわけでもないので、「体内の毒が抜けていってるんだ」と割り切り、気持ちよく()トイレでたくさんの時間を過ごしましょう()

l  検査数日前は、サプリメントや食物繊維含め、血をサラサラにする成分は禁止だそうです。なので羽を伸ばして肉食で過ごしましょう(笑)。暴飲暴食しなければ支障はむしろなさそうです。

l  腸がきれいになっていくとおなかがとても空きます。ですが間食を遅くまでとっていると(大体21時以降は絶食とか言われるはず)、検査当日に胃や小腸に残っている食物がさらにおりてきて最終的に腸内をからっぽにする時間が余計にかかってしまいます。なので、とにかく早めに夕食をとって、且つ「たっぷりと肉食」しましょう(苦笑)。また、当日は水も飲めないため、水分もたっぷりとっておいていいと思います。

  

検査当日は読書の準備

l  検査当日は2リットルくらいの下剤をさらに飲まされ、腸内がからっぽになるまで5回も6回もトイレにいきます。なので、トイレにウォッシュレットがあれば、いつもより長めに「出入口」をキレイにあらいましょう。「出入口」を清潔にしておく方が絶対に「痛くない」です。

l  検査当日の下剤服用~トイレの繰り返しは平均2時間くらいかかるようです。私も1回目は1時間強、2回目は2時間半かかりました。院内は携帯がいじれませんので、読書の準備をしましょう。ただ、経験的には小説モノとか新聞・雑誌、たぶんですがゴシップものがいい気がします。失敗談ですが、私は経営戦略とか「勉強本」を持っていってしまいました。すっごーい、眠かったです(爆)。読書のテーマは大事なようです(苦笑)。

l  キレイになったら検査が正味1時間くらい待っています。このときは読書どころか、得体のしれない「感覚」と向き合うだけで、何もすることができません。そういう意味で、そのあいだに気を紛らわす「考え事のテーマ」を準備しておくと、とてもリラックスして臨めます。1回目は苦痛でしたが2回目はそういう意識で非常に楽でした^^;

l  あと細かい話ですが、腸の構造上、左わき腹を下にして横寝することになりますので、そちら側をけがしないように、当日までの生活は注意しましょう。私の場合、息子を就寝前におなかの上で遊ばせて腹部を痛めたのでホントにつらかったです・・・()

  

検査直後の「仮眠」

l  検査終了後は30分くらい体が落ち着いて麻酔が切れるまでベッドに寝かされたまま、「放置されます」。私は普段から睡眠不足なんですぐに爆睡しましたが、絶食に耐えられる人は前日早く寝るのも一考ですが、むしろ普段より睡眠不足で臨んだ方が、このステージ(?)を仮眠モードで乗り切れます。

l  麻酔は点滴や注射で行われますが、首から下の感覚がなくなり、とっても変な気分です。気持ちが悪くなるわけではありませんが、普段忙しい人ほど、動けないこの時間は結構苦痛です。自分を「サメ」や「マグロ」に例えることができる人は、検査後半からこの時間を、仮眠で乗りきりましょう。

  

検査後の数日間の過ごし方

l  検査時に検体切除をした人は前述のとおり飲食・運動制限が言い渡されます。運動は腹筋を使うものがNGらしいので、最悪なのがゴルフ。ジョギングも禁止されました。私はジョギングの習慣があったのですが、本当かいなと思いつつ、それから2週間くらいはウォーキングに切り替えました。運動不足は検査の代償として確実に訪れます。ですから検査後に運動する術(ただし腹筋はしばらく我慢)をプランしておくといいと思います。

l  食生活も、切除により腸内に傷をおった人は食物繊維が傷にひっかかって出血するからとか、いろいろ制限をうけます。なので、術後(目安です)1週間の献立は考えておくといいです。私は傷口が大きい方だったので、肉食禁止、食物繊維も禁止・・・うーん、ということで魚やミンチ肉をできれば煮物系で食べることにしました。医者のOKが出た時期からは、たっぷりの野菜と焼肉にステーキと、まさに食生活の幸福を満喫していますが(爆)、これも術後数日間の過ごし方を大事にしたからと今は思っています。

l  あと、入院した人は痛感すると思うのですが、ホントに体力が落ちますので、NGでない運動によって体力回復を心がけましょう。私の場合、日程的に2日ではなく4泊入院することになったので、いわゆる散歩をかなりこころがけましたが、それでも体力低下を感じました。人間が普段の生活でどれだけカロリー消費する運動をしているか、身に染みましたね。。。

  

検査を通じて生活習慣を改善する

l  人間の欲望の1つである「食」で長期間制限をうけることは本当に苦痛です。ですが、病院食といっても最近はたいていの病院で結構きちんとした食事が出るようです。普段から間食しなかったからかも知れませんが、薄い味付けとはいえちゃんとした献立の病院食だけをたべて、水とお茶だけを食する入院期間はとても有意義でした。濃い味付けが今でも好きですが、このときの思い出はその後の今現在の生活にとても重要なインプットになっています。

l  睡眠も、今までと異なり、お酒に頼らない就寝を心がけるようになりました。可能なのであれば、よく言う「22時~3時に熟睡」できるように、この5時間の睡眠を大事にするのは有効だと思いました。明らかに早寝ですが4時半起きで、朝家を出るまでの間はこの5時間を大事にしているときはとても爽快です。22時に帰宅できない人もまず寝て3時~4時過ぎに早起きするのは一考だと思います。お試しあれ。。

l  そして運動、なんとなく長男の体力増強のためと思って日課にしたジョギングとウォーキングですが、現在は自分のための活動になってます。最初は長男の体力にあわせたコース(距離)設定をしていたのが、今では自分の方が速く長く走れるので、途中から別コースにして最終的に自宅前で合流できるように改良しましたが、さらに二人とも爽快です!やはり、すべてのインプットが何かの役にたちますね。以来、自身朝のジョギングやその後外出中のウォーキングに楽しみを持てるようになりました。

  

うーん、ここのブログでこんな記事がためになるかわからんが(笑)・・・まあ、とにかく受ける人は多いようなので、忙しいIT業界に携わる方々で、不安になる人がいたらここに書いたことを多少の参考にしていただければ幸いです。m(_ _)m

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