「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件は法規制の改定に加えて我々人間の耐性強化の必要性についての警鐘では
このGWは河口湖や八景島に行きました。富士山が綺麗でしたよ。
ちなみに河口湖のあと、八景島へ。最初は潮干狩りのため、だったのですが、お客さん激少な!!・・・って実はこの日ものすごい強風で砂煙で目も開かない、しかも曇り空・・・というわけで早々に切り上げてシーパラに行ったら今度は雨が降ってきて、やっぱり早々に帰りました^^;
まだGWは終わってはいませんが、河口湖ではコテージでBBQを楽しんでいまして、その後山梨の水は当然結構おいしいので、水保管用に持って行った12ℓのポリタンク満タンに水道水を溜めて持ち帰り、自宅で利用しているウォーターサーバの水を節約して、飲料水や調理等に使っています・・・まだ半分くらい余っていますし便利便利♪
BBQ楽しんで帰京し、間もなく焼肉屋の生肉食中毒事件のNEWSをみることとなりました。東電と違って最初から平謝りの土下座モード。あの社長さん、かなり取り乱してた様子ですから、演技でない限り、よほど自身の店だけ集中的に被害を出してしまったことにパニックとなってしまったのでしょう。むしろ気の毒な印象まで持ってしまいそうになるのは私だけでしょうか・・・
法規制が十分でないからとはいっても、確かに衛星管理がずさんだから起きるわけで、リスク予見も対策もなくこんなことやらかしたから多発してしまっているのだろうとは感じました。
残念ながら補償問題はこれから十二分にと求められていくのでしょう。ただ一方で、今回本当にこのチェーン店だけがずさんだからこうなったんだとも思えず、実は他の店も同様に事件を起こすリスクが十分にあるともいえます。だから急ぎ法規制を強化するようなメッセージが政治、行政側から発信されていますが、裏返せば今時点はこういう食物に対して、あまりに法規制は無防備な状態であるといえます。実際生肉商品を自粛する店があちこち出てきているということは、本当に法規制が無力に近い状態なんでしょう。
とすると、我々消費者側としては、自分の身は自分で守る、ということが大事かとも思いました。つまり我々も自己防衛という観点から、もっとこういう菌類への耐性を強化しないといけないですね。法規制に守られない食品、料理を口にしても、できるだけ自分が負う被害を少なくしたいですよね。
実家に帰った際、自分の両親が、原発問題で水だ野菜だの危険だと騒ぐ都民(要は私の一家)をみて、「なんだそのくらい、気にせず食えっての。戦時中や戦後なんてとんでもないもん食ってたんだぞ」って一喝されました(苦笑)。確かにうちの家族は消費期限がとっくに切れた調味料とか卵が冷蔵庫にたまに入っていてびっくりします。先日も実家で焼肉やったらたれがほとんど腐っていて、うちの父親にして「痛っ!ピリピリするぞ。これ腐ってるだろ」「あ、ごめんごめん、そろそろだめかな。じゃあ新しいのにしよう」と母親が応対・・・うーん、ツワモノすぎる(注:これで例の焼肉屋を擁護するつもりも法規制の甘さを許容するつもりもまったくございません)
生食用で肉が流通していないなんて、自分でもびっくりしましたが、そんな状況で、他の食べ物もふくめ、衛生管理を店任せにしているだけでは、安心して食事ができません。大げさにいえば加熱してあっても100%安全の保障はないですもんね。少なくとも法規制が強化されていく過程においては、自分の身を自分で守らないといけないかも知れません・・・
最後に、被害にあわれた方々への少しでも早い回復を心からお見舞い申し上げますと共に、亡くなられてしまった方々のご冥福、心よりお祈り申し上げます。