被災地にも御花見ができるセットが提供できたらいいのに。
東京もそろそろ御花見シーズンです。が、どうも気分がまだ乗っていかない。
なんせ、外出を憚る外部環境。・・・みんなでマスクして御花見なんて、なんかやだ。そうでなくても花粉症が今年はきつい感じですし・・・涙
でも、個人的には・・・
正直、御花見したいです。やっぱり1年に一度は、桜を眺めながら一杯やりたい。
でも、・・・被災地の方々や原発関係の現場で奮闘されておられる方々は、それどころじゃないですよね・・・せめて被災地地方のお酒や名産物をできるだけ買って、お花見をしたいと思います。
チープな発想だろうとは自分でも思いますが・・・例えば桜の花を彩ったフラワーアレンジメントやお菓子を被災者の方々へ寄贈したらどう思っていただけるだろうか?あるいは大型3Dテレビを避難所等に導入して桜の名所を上映するとかできたらどうだろうか?なんて考えたりしました。が、アレンジやお菓子だって結構な値段するからたくさんの人に配ると何百万もかかりますし、TV+上映プログラム開発・提供もそこそこかかるうえに電気も要ります。
もっと違うことにもいっぱい支援が必要でしょうから、被災地の方々が望むことを優先するのが正しいのでしょう。そういえば孫さんにしても石川選手にしても、すごいなあ。あれだけの額を提供する勇気はすごいです。私の寄付額なんて、そんな蓄えや余裕はないですしぜんぜん桁が違う。だから私の寄付がどう使われるかはまだいいけど、大きな額を寄付した方々のそのお金が何に使われたのかはレポートしてもらえると嬉しいですね。人材を登用し物流を起こす以上、寄付全額が現地に届くわけはないことはわかっているけれど、その仕組みはこの機会に公開してもらいたいとも思います。例えば実は3割しか最終目的地に届かない、実際届くまで数ヶ月かかる、とか、そういう実態も知れば悲しくなるかも知れないけれど、隠されたままよりはいいかなと。公開されてその仕組みを知った上で、なお継続的な寄付が長期化するといいなあと思います。そのためには大きな単位の義援金の使い道やキャッシュフローの内訳がまず先陣を切って公表されていけばいいかもって気がします。
お花見の機会が被災地や原発現場の方々にもあれば喜ばしいことですが、義援金に代表されるような支援の取組みが継続的に続くためにも、私達は「普通に生きる」ことにモードを戻し、その消費から生まれるキャッシュや物資、労力のいくばくかを継続的に支援に回せるように努めるべきかと。
今回、被災範囲が広い上に原発問題や多数の行方不明者で復興の長期化が予想される中、支援の取組みも長期化する必要があります。支援する方もそれに備えて「普通の生活」から産み出していくことも大事かなーと。
それにしても残念だ・・・「大連立」。実現してくれないなぁ(泣)