システム開発小噺(1): 「~と思います」と書いてあるマニュアル
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最近、社内向けの或るシステム操作マニュアルを書いています。
新入社員のときに周囲の先輩の見よう見まねでマニュアル作ってた頃を思い出します。
できるだけわかりやすく、でも冗長になりすぎないように、要点を簡潔に、とか・・・いろいろ自分なりに工夫していました。ちょっと懐かしい^^;
昔誰かのエントリにコメントしたこともあるんですが、そういうわけで昔を懐古したついでに思い出した、開発小噺を今日は一席。深夜エントリということで失礼デス。
その新人の頃、やはりマニュアルなるものを書いたことがない仲間がいました。
やはり、周囲を見よう見まねでせっせと書いていました。
数日後、分担して作成していた操作マニュアルのドラフトが全て完成し、レビュー会をやりました。
そいつのマニュアルの番になりました。
「んー、何々、“○○欄に契約番号を入力し、『次へ』ボタンを押してください。”、そんで?」
“□□紹介画面が、開くと思います。”
ボスが怒りました。
「“と思います”って、ばか・・・じゃあ確実に開かないかもしれないってことなのか?」
「・・・じゃあ、もっと自信のないところは“開くかも知れません”って書くってことなんだな?」
そいつも悪気はないわけだけど、あまりに面白くて、その後みんなで大爆笑。
その後、そういう不確かな表現で書いてあるマニュアルに出会ったことはありません。
ただ、時々、エラーメッセージやオンラインヘルプに、そこまでじゃないけどなんか不確かっぽい表記がたまにあったかもなー。あいつもどうして、結構先進的なセンスだったのかも知れない(爆)。
明日もがんばろう。マニュアルは明日が発行期限^^;
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