いやあVS劇場枠でやってた予告SP、みなくてよかった。ノブナガとかメダルとか事前にみなくてホントによかったよ。(笑)
仮面ライダーOOO/W MOVIE大戦CORE、さっそく初日にみてきました♪
さてさて、いつものようにこれから語ることは思いっきりネタバレを含みますので、お嫌な方はこれ以上お読みされませんよう・・・
ふー、このくらいの行間で今回は許してください^^;
感想をまず総論で。とても面白かったです♪
予想通り最初にW(というよりスカルですね)のパート、ついでOOO、で最後に両方のストーリーが融合する、いつもの流れです。おおよそ90分。
>まずWのパート:
んん・・・まあ、それなりに面白い。ちょっと最初が間延びでしたね、私には。
亜樹子と竜が結婚する話は聞いてはいましたが、序盤のノリツッコミ的なコミカルストーリーはちょっと長すぎたかな。要は結婚式当日まで仮面ライダー達は(ドーパントと戦う)お仕事にあけくれ、亜樹子が怒るっていう前振りなんですけどね。このパート、簡単に言えばWというよりスカルが主役なんで、なんで亜樹子の父はスカルになったのか、が大事なポイントなんです。
息子にして「ハゲ坊主」のスカル(笑)。でもなんかかっこいい。荘吉(吉川晃司)がやっぱカッケー。マツ(山本太郎)が悪玉という結論だろうとはなんとなく予想はしていましたが、そういう展開が読めていた中でも、序盤のだらだら以外は結構楽しめました。スカルボイルダーも超カッケー。まさか発売されるんだろうか(苦笑)。
メリッサ(亜樹子二役)の歌が予想外に上手かったかも(笑)。
本編では亜樹子はどっちかというとボーイッシュだったのが今回結婚と親子が絡んでいるせいでどうも妙に女らしい設定になってる。個人的にはちょっと違和感ありました。でも「父娘の約束」というテーマがあるので仕方ありません。メリッサもスリッパならぬヒールでパカっとドーパントを殴ったりとか、基本的に「要は亜樹子」(笑)。
ただ歌は個人的には良かったな。後述する「CORE」パートでまた歌声を披露しなかったのもかえって印象をよくしたと思う^^;
冴子オネーサマ達は今回一切出てきません(涙)。Wも案外主役たるおやっさんの引き立て役かも。
それにしても吉川晃司さんの殺陣はすごいうまいですね。やっぱり相当普段から鍛えてるんですね。これだとメインで当然ですね。何より、メリッサが慕う荘吉に嫉妬し、メモリに溺れたマツを最後に葬り去る直前に、
(俺は自分の罪を数えた・・・)
「さあ、(次は)お前の、罪を、数えろ!」
じーん・・・カッケー(うるうる)。
半分冗談ですが、今後ライダー本編が不評になったらスカル+モモ、もとい、スカル+電王で劇場版やればいいのでは(爆)。なんか言い訳つけてスカルを生き返らせて・・・^^;そのくらい、このキャラは今後も生き続けていく気がしました。
>次にOOOのパート:
こっちは個人的に文句なし。なんといっても、
ノブナガ、最強最悪、でも最良の悪役です。
思えばヒーロー戦隊モノって、よく時代劇に飛ぶんです。東映だから(爆)。
でも今回は、武者や姫が出てくるだけで、時代劇の世界には飛びません。そこは今回結構良い工夫だったように思います。織田信長が現世に登場、そして明智他各家系の末裔をどんどん殺していく。なかなかすごい。息子が怖いってずっとつぶやいてました。大人でも迫力満点だと思います。
あと、バースはやっぱり後藤君でした。
でも最初ノブナガが1回だけ変身するんで、やっぱり555みたくベルトを少なくともバースドライバーは取り合うことが可能ってことですね。OOOドライバーは今のところ最初につけた人だけって設定(byアンク)になってますからね。
メリッサのときも感じていたんですが、明智家の末裔、明智よしのがバレリーナで、その歌や曲や踊りを感動的に表現してそれにノブナガが感動するあたりに、ちょっとカブトのシーンも感じましたね。翔太郎の変身コールもそうなんですが、カブトを意識している気がします。ただ、これは感動という意味では好演出と思いました。
ノブナガと最初仲良かった映司が、(頼む、俺を殺してくれ)って言うとグリード化したノブナガに涙を何度も浮かべ、変身し、戦ってのちノブナガが散るところまでの演技は、私個人としてももっとも感動的でした(涙)。
彼は結構上手いのかも知れない。ただ基本キャラがパンツだからね(笑)。だから普段はわからないんだけど。それにアンクがさらに上手だからなー。
アンクといえばなんといってもこの映画の見所は・・・あっ、次のパートで語るべきですね^^;
>んで最後に合体パート「CORE」:
さて最後のパート。ここは当然お祭りへ持っていくわけで短い。・・・とはいうものの、散ったノブナガのコアメダル(おそらくサソリ、タランチュラ等毒系かと)は別世界に飛び、Wの敵のメモリへブレイブ・・・って番組違うな(爆)、とにかく融合して巨大な悪、仮面ライダーCORE誕生。とにかくこのCOREはデカくて強い。(息子、ノブナガの方が怖かったらしい。結構平気。苦笑)
ここでとにかく、おそらくここまでまあまあしか評価のなかったお父さんもお子さんも一斉に「おおっ!!」とついつい言ってしまう、
♪「タカ」「クジャク」「コンドル」!
でーたぁー、タジャドルコンボ!
もうこの映画はこれをみた瞬間、私も息子も大満足です。(泣)
アンクが捜し求めるメダルがなぜか揃っていて、でも何故か今回映司が持っているメダル収納用ファイルに赤がタカコア(メダル)しかないなあと思っていたら・・・なんと最後に!
そして、エクストリーム・サイクロンジョーカー(ただし黄金色)と、タジャドルコンボは、同じような羽を纏い空を飛んで敵を撃破したのです。^^;
こうして今思えば、この映画は尻上がりに楽しめた映画でした。
単細胞ですが帰宅してから所有するメダルをガチャガチャ手にもっていると、なんか映画のことや本編のカッケー(笑)シーンがよみがえって、とても楽しい気分になれました。もちろんWドライバーやメモリも残っているんで、帰宅後は息子といろいろ盛り上がりました。
今のところWもOOOも評判良好(のはず)です。こういうときのコラボ劇場版はなかなかいいですね!
こんな評を読んでからなお行って見ようという方々になんとなく言いたい。「ネタバレ言ってごめんなさい」(笑)