まだ小さいカブトムシ幼虫に人生観を学ぶ
久しぶりに(?)カブトムシ、正確には幼虫飼育のその後です。
さすがに25匹もいるので長男は自宅に遊びに来るお友達に「みてみて、僕のパパは25匹もカブトムシ育ててるんだよ!」・・・おいおい、そもそもお前がやれっての(笑)。息子が自慢しています。^^;
とはいえ、以前エントリしたようにもっと卵や前齢はいたのが共食いや自然淘汰があって減っていったたまたまの結果、今年は25匹。命はホント尊いのです。
幼虫飼育って、水やりとフンの掃除だけはマメに必要ですが、それを欠かさずできるのであればあまり苦労はありません。もちろんブリーダー目指して大きくかっこいい、そして長生きできる頑丈な成虫目指して!っていうなら話も変わってくるでしょうが・・・
水やりは霧吹きシュッ!なら毎日1回。
フンの掃除は2週間に1回くらいです。
・・・が、2週間後に変えたあとはしばらくは冬眠モードで春まで不要になるかも知れません。そうなると水やりも週に2、3回でよくなる(要は乾き過ぎなければ良い)。
ただ、
一生懸命生きる幼虫達の姿には感動させられる何かがあります。
一途というか(まあ当たり前ですが)、まさに一生懸命、「生きています」。
私が思うに、我々人間の日中というのは、とかく「働いている」みたいな感じであり、「生きている」というのとはちょっと違う動作になりがちです。
幼虫をみていると、「食べている」「寝ている」「身繕いをしている(排泄含む)」というシンプルな動作だけです。寝ている以外は意外とせっせと集中してその目的に没頭しているようにもみえます。ただそれぞれの動作はとても単調です。
(飽きないのかな~?)
とにかくせっせと何か1つのことに没頭しているわけです。人間世界と違い、何百何万の選択肢があるわけではありません。それでも一生懸命生き抜いていこうとしているようにみえます。たった1年強の生涯を全うしようとしているかの如く。
時々ちょっと感動を覚えることすらあります。
以前もエントリに書いたんですけど、私が帰宅すると5匹~10匹は土の中から起きて顔を出してくるんです。「お帰り」って言ってるみたい(笑)。
生きているだけで、まず幸せだ。
そして五体満足、まあまあ(?)健康、人の世話にならなければならない境遇でないだけでも、さらに幸せだ。
なんかそんな気分に、この子達をみて、思うのデス・・・笑