長男の演劇に感動
先週長男の幼稚園にて、演劇発表会があり。
お題は「金色の鹿」。
息子は「嵐」の役。えと、あの「嵐」じゃないです(笑)。嵐が吹き荒れる、その嵐の粒(?)の役。総勢41名のうち10名がこの「粒」の役です。
「粒」は側転を個々に4回やって、嵐が吹き荒れる様を表現します。
息子が勝手に側転なんてできないくせに「僕それヤル!」って宣言して勝ち誇ったように役を仰せつかってきたその日、妻に「お前デキルの?大丈夫??」って言われ、試してみたらぜんぜんダメ・・・
それから3週間。ずっと毎日特訓の日々でした。
普段トランポリン他スポーツの習い事をしているキッズ・ジムの先生に特別にお願いして個別講習を週に(確か)3回。規定サービスじゃないのでお金はとれないといわれ、そういうわけにも行かないとお菓子を毎回差し入れしている妻をみて、「お金がダメでもせめて御酒とかお肴みたいなものにしたら?」と聞いたら、
「先生、未成年なんだよ!」
えーっ!?そうなの??それはさらになんかお気の毒(笑)。でも教え方がうまいらしい。みるみる上手くなった。
毎晩倒立を10秒×10セット。ブリッジを30秒。これが家での日課。この練習が大事らしい。側転も毎晩家で試していたが、ホントどんどん上手くなった。
本番は(親バカじゃなくてホントに!)誰よりも上手に側転できました。願って獲った役だし、気合も十分。しかも親と違って空回りせず(爆)。いやあ、ほんとに良かったです(涙)。
子供が真剣に物事に取り組む姿勢、顔つきはとってもピュアで、親として癒されるというか、元気をもらうというか。汚れた今の自分(苦笑)にとっては、もろもろを良い意味でリセットできるトリガーイベントになります。
1つのことに集中してそれをやり遂げようとする経験は、とても良い糧です。残念ながら達成できなかった悔しい思いも、頑張って達成できた喜びも、どちらも大切にその後良い教訓が活き続けていきます。
新卒新入社員、転職してきた新入社員、新しいプロジェクト、新しいクライアント、新しいサービス、新しい商品、新しい業務、フレッシュなタイミングで体感する身の引き締まる思いと決意に満ちた士気や覇気。
軌道にのったあとはだんだん忘れ去られていくものですが、でも忘れただけでなくなったわけじゃない。定期的に思い出して、その教訓を常に活かしていくルーティーンが重要です。これからはそれを意識して思い出すことも肝要だと思っています。。。