約20年ぶりに、懐かしい学生時代のバイト先に、今日大事な商談で入館(感涙)
今日或る客先にいったら、そこは、・・・大学生のとき生活費欲しさに夜中バイトしていたある金融機関のビル!懐かしいーっ!!
・・・もう時効と信じて少し詳細を書きます(苦笑)。
当時、日経新聞かそれ以外のメディアか、末端のアルバイトたる私には知る由もないが、とにかく株価統計情報の一覧を印刷するモジュールのデバッグをする仕事をしていました。
某大手ITサービス企業の社員を装って、学生バイトなのにその会社の協力会社の名刺をもたされ、夜は21時から朝は7時まで、有給仮眠60分で週2回程度の仕事でした。
時給は1200円。当時のこの手のバイトとしては秀逸のレートでした。
ソフトウェア工学を専攻していた私にとって、開発・保守スキルと、圧倒的なタイプスピードの取得、そして実ITビジネス社会での体験機会は大切なアルバイトであり、水商売も結構やってましたが(笑)、それやゲームプログラミングのバイトは以外と実収入が激しく変動して毎月の生活費が安定しないので、このような保守・運用系のバイトがとても大切でした。
モジュールは某メインフレームで動いていて、外部から転送されてきた基本情報をソーシングして、株価情報を印刷します。
そのテストプリントが出勤すると私の机上においてあるんです。
それと一緒に、その内容を私の上長が検証してあるらしくて、どのような不具合があるかがメモに書いてあります。
私の仕事はそれをみて、次にアセンブラで書かれたそのモジュールのソースコードをみて、ソースコードとソースデータの両方に対してどこに不具合があるかをその日のうちに見極め、デバッグして、リコンパイルして、そして再テストプリントして、不具合が治ったかを検証するんです。
どうやって検証するか?
・・・それは、私の上長が「正しいプリント結果」を書いてくれているんで、それと突き合わせるのです。
超簡単。
ん?むむーっ?!
じゃあ、その「正しいプリント結果」を電子化したら終わりじゃん(爆)。
そう私が気付いた頃に、このバイトは終わっていました(笑)。これでいいのか日本のIT業界・・・
それにしても懐かしいなあ。
デバッグが終わればいつ帰っても朝7時までの時給がフルにもらえる契約でした。なので、当時の私のモチベーションは、すっごい集中して23時までに終わらせて、そのビルの前にある「どさんこラーメン」で、早く終えられた自分へのご褒美に味噌ラーメン食べて、そして終電で帰宅することでした。
そしたら翌朝大学へ直行しなくて済む。一度帰宅して自宅から翌朝通学できる。そのモチベーションのために、とにかく集中してどのように効率的に問題解決して約束を果たすか、ということだけを考えていました。
今日みたら、残念ながら「どさんこラーメン」はなくなっていてかわりにへんちくりんな立ち食いうどん屋さんが出来てました・・・ちょっとさびしい。
かくして・・・私はとっても気が短い超短気人間になったのです(爆)