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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

深夜や早朝に携帯メールにDM送ってくる消費者サービス企業ってどうなんだろう?

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昔、一時期はeCRMだなんだと、ネットビジネスが魔法のセールスツールのようにもてはやされて、対面・対人チャネルと、コールセンターのような集中サービスチャネル、そしてネットと、マルチチャネル・ビジネスが営業戦略の王道にように言われた時代を最近思い出します・・・

  

それはなぜかというと・・・経験から考えるには、おそらく、

 

対面・対人チャネルや集中サービスチャネルに代表される、人間のサービス能力が、・・・そしてこと、日本(人)のサービス能力が、著しく平均値もエラー率も悪化したからだろうと分析しています。とても、悲しいことです。

  

一定の高コスト構造であっても極めて高品質のサービスを提供するのが、日本企業精神の誇りであり、グローバルに対しても、決してコストパフォーマンスだけで片付けられない技術力、競争力があって、よって日本経済も成り立っていた時代があります。

 

しかし、うかつにも日本は、グローバルの変化・進化をきちんとウォッチできないまま、地道な進歩もいつしか忘れ、そして置いてきぼりをくらい、さらにグローバル不況から追い討ちにあい、すっかり競争優位性を失ってしまいつつあるように感じています。

  

さらには、都心部の首都圏産業はまだしも、地方産業はさらに格差が開き、もっと言えば地方各所間でもまた格差があったりして、日本全体でみたときの総合競争力にも問題が発生しつつあると思っています。九州の田舎に生まれ育った私としては、地方が元気じゃない日本を感じるととてもさびしい気持ちになります。

 

   

そして、そんな気持ちを悪い意味でしっかり何度も思い出させてくれるのが表題の事象です。

 

クーポンや会員特別招待とか、いろいろな特典を期待して、その企業の携帯サイトになったりするわけですが、DMが来るのはいいんだけどさ、何も深夜とか早朝にメールしなくていいじゃんよ・・・日本企業なんだからさ(苦笑)。海外の企業サイトだったら時差があるからまだわかりますけど・・・

  

昔、ある情報システムの運用係だったとき、システム障害が起きると1管理者だった私の携帯にサブシステムコードとエラーコードおよび発生事項が自動送信される仕組みになっていて、しかもとても「よく落ちた」おかげで(泣)、しょっちゅう携帯メールで起こされてました。

言葉を変えればいい仕組みでもあったんですが、おかげで枕元に携帯を置いて寝る習慣、しかも今ではマナーモードでもバイブ振動でしっかり起きれる体に躾されてしまいました(爆)。

 

    

で、ブルブル・・・「ビクッ!」として起きるんですが、メールをみたら、ただのDM・・・怒

もう・・・やめてよー。まだ3時ですけど?迷惑だっちゅーの。

   

そして、意外にも最近その頻度が増えてきた気がする。大丈夫かあ、日本?!

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