美味しくないご馳走
今日は営業で池袋サンシャイン60に来たのですが、午前中から忙しくてお昼がたべれず、その用事が終わった14時半過ぎから、サンシャインシティのレストラン街で遅いランチをとることに。 おなかはペコペコ・・・ですが、なんか豪勢な食事をとる気分でもないし、寿司、パス。とんかつ、パス。オムライス、パス。カレー、今夜カレーな気がする(笑)、パス。うどん、軽過ぎ、パス。ラーメン、昨晩くった、パス。 ・・・ええっと。ないじゃん。 ・・・あ、あった。ここにしよう。正直言うと少々小汚い洋食屋さん。ハンバーグや海老フライ等の洋食セット1000円ドリンク付き。ささっと注文。 実は、この洋食屋はチェーン店。学生時代、四ツ谷店によく行ってました。 四ツ谷では、すぐ近くに、相対的にハンパないくらい最高に上手い洋食屋があり、そこは大繁盛の行列店。ちなみにちょっと値段は学生には割高です。ですからよっぽどお金があるときしかそこには行けなかった。学生だから全然貧乏というか、普段は学食じゃないと生活がなりたたない。でもバイト代が入った翌日とか、パチンコで勝った翌日とか(笑)、そういうときはご褒美(?)に、そのチェーン店にいってました。 なつかしいなあ。 注文の品、到着。 相変わらず・・・たいして、美味しくない(爆)。 昔からそう思ってました。肉も野菜も、一体どこ産なんだろうくらいに怪しいものばかり(笑)。内容的に結構割安なんですよ。600円でハンバーグに海老フライ、コロッケに野菜サラダまで、スープにライスもついてる(当時の価格です)。学食じゃない外食ではこの価格は納得でした。だから産地なんてそんなの関係ねぇ(笑)。そんなの気にしてたら何にも食えねえ、というわけで何も気にせずがつがつ食ってましたし、そもそもその店もちゃんとしていると思ってます(勘ぐったところで何もわかりませんから)。 でも不思議ですよね、そんな店なのに、他のレストランをパスして、そこにすっと入店したんですよ、今日。 知っている味、なつかしい不味さ。なので、かえって安心なんですよ(爆)。 今日は最高のご馳走を食べた気分がしました。苦学生は大げさですが、お金の工面に苦労していたあの頃に「今日はご馳走だあ」と感激しながら食べていた味を、20年以上ぶりに、今日は堪能できました。 「ありがとう。ご馳走様♪」