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本当に法規制で青少年をネットの有害情報から守ることができるのか

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「青少年ネット規制法」が、可決・成立したそうですが、どれだけ効果があるでしょうね・・・ちょっと不安もあります。

有害情報として「犯罪や自殺を誘引する情報」「著しく性欲を興奮させる情報」「著しく残虐な内容の情報」などを閲覧する機会をできるだけ少なくすることを目的とし、フィルタリングソフト・サービスの普及などを促している、とあります。

「表現の自由を侵害する可能性がある」という懸念表明もあったようですが、個人的には、そうかも知れないけど、この法規制強化は、基本的にはとても評価できます。

 

ただ、注意したいなと思うのは、法規制だけで、世の中のモラルが激変することは有り得なくて、我々国民がきちんとその法規制の背景を理解して、襟を正して生活の仕方を改善し、工夫していくことが重要だということです。

どんなに法規制が充実しても、それでも網をかいくぐって有害情報を青少年に発信し届ける業者を撲滅はできないでしょう。そういう前提で我々「親」も、今以上に情報管理をきちんとサポートしてあげる必要があると思うのです。

 

自分だって、幼少期、青少年時代、ここで言われている有害情報を全く見ずに育ったわけではありません(お父さん、お母さん、ゴメンナサイ!・・・笑)。そんなリスクをわかった上で、親として、どう教育していくかの姿勢と徹底が一番大事だと思うのです(お父さん、お母さん、アリガトウ!・・・爆)。

 

保護者の一人として、僕も自分でいろいろ考えていくつもりはありますが、これから細部検討していく政府に、もしお願いできるとしたら、親として、どのような活動をしていき、どのように、政府や自治体と連携したらいいのか、そういう仕組みの詳細を検討して、できうる限り、それを最終化する前に、我々との意見交換の場を作って欲しいです。

ちょっと前に、けんじろうさんが親としてご立派の一言につきるスーパーエントリを書いておられましたが、あんなご立派な親にどうやったらなれるのか、自分も含め、一人でも多く、あのようなご立派な姿勢になれるような(親の)育成の支援について、仕組みを検討していただきたいものです。

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