「バカな新入社員」と嘆くくらいなら戦力とカウントしないでプロジェクトプランを作りなさい
この時期は自分の新人時代を頻繁に思い出すことになります。懐かしい。でも、いろいろ辛かったよなあ。一方で、気楽で楽しかった面もある。いずれにしても今は、いい思い出。
ビジネス社会に身をおいて、1つ決定的にSensitive(過敏)になった言葉があります。
それは「バカ」という単語。
言われる環境、相手、理由、まあ状況次第で受取り方は違いますが、こんな時期なのでちょこっとだけ先輩風吹かさせてもらいます・・・
新人の方々は、「バカ」と言われても気軽にキレないで欲しいなあと。
新人に教える立場の人は当然、気軽に「バカ」呼ばわりしないで欲しい。言うにしても慎重に、工夫してほしい。新人は(全員でもないでしょうけど^^;)特に、結構傷つくんですよ。
でも、新人さんもすぐにキレたりしないで少しは耐えてみて、あとで見返してやるくらいの気概も欲しいんですけどね・・・でないと、体持たないですよ(笑)・・・私個人の体験談ではありますけど。
私の信条ですが、プロジェクトプラン上で、新人さんの投入は、人的資源が創出する価値増大の期待値としては、「プラマイゼロ」でいいと思っています。
「新人さんが働いてくれる工数(供給工数の増分)」-「先輩が物事を教える工数(教育投資)」-「増えるお粗相などによる品質上の損失(リスク増)」+「後輩増による先輩の士気向上」=ゼロ!です。大抵・・・
フェーズとか、規模とか、期待役割とかで、もちろんこの演算結果も正確にはケースバイケースでしょうけど、考え方としては、「プラマイゼロ」でいいと思っています。
・・・別に悲観的に言ってませんよ。
なぜなら、新人さんの投入は、そもそも将来へ期待した投資だからです。必要な投資なんです。
絶対マイナスじゃないんですから。
基本的にプラス要素があるし、何より第4項の「士気向上」は結構に効果的です。
で、第2項の「教育投資」を嘆く人がいます。それのエスカレート版が「バカ」呼ばわりかと私は考えています。
注意しましょうね。お互いに・・・自戒を込めていいますが。
ビジネスの世界には「パワハラ」という恐怖がそもそも存在します。
私も経験薄い頃たくさんたくさん味わいました。
決して美味しくないし、辛い思い、悔しい思いしました。
今思えば「バカ」呼ばわりは多分その序章程度に過ぎません。
努力すれば充分リベンジ可能です。
新人さん、頑張ってくださいね。メンタルに病むくらいにまで我慢するのは絶対だめですが、とはいっても「バカ」呼ばわりくらいでへこたれないでくださいね。生意気上等!です^^;