「折れない心」
「人が嫌がる仕事だからこそカネになるんだよ」・・・或る人の言葉です。楽な仕事なんてない。日々の鍛錬の成果を仕事の場へ活かしていく。修羅場と化した現場に仕事の場を造っていく小生の日常において、昨日、表題のような言葉がとても印象に残りました・・・
実をいうと、この言葉を発したのは、小生の趣味の場でのことです。^^;
ただし、今回趣味の話は詳細全ておいといて、仕事においてもとても大事なキーワードだなあと思いまして。
楽な仕事はもしかしたらどこかにあるかも知れないが、通常「仕事」には必ず「試練」があるものです。
「試練」とは、日頃の努力、鍛錬を積み重ねた人のみが乗り越えていける問題・課題のことです。
小生がよく相談をうけるプロジェクトでは、行って話を聞いて現場を診てみると、問題・課題が山積みです・・・
そこへ、コンサルタントを投入し、いわゆる火消しを行います。
つまり、コンサルタントには「火の中」へ入ってもらうことになります。
生半可な志では「火傷」してしまいます。
そう、「心が折れてしまう」のです。
「どうしてこんなになるまで放っておいたんだよ!」
「俺が火をつけたり油を注いだりしたんじゃないやい!」
「こんなプロジェクト、俺の仕事場じゃないよ!」
なかなか大変な仕事です。
だからそれなりの対価を要求し、それが得られないと仕事を請けません。
ですが、カネだけが大事なことではありません。
仕事を通して、自分の「糧」が得られなければ、やりがいがありません、よね?
火消しに行く現場の人には最大のリスペクトを要求します。
「一緒にがんばろうね」
リスペクトあって、はじめて我々も(自分が立ち上げたプロジェクトでもないのに)先頭にたって、現場の改革に全身全霊で打ち込めます。
「折れない心」を持った人は、多少の障害・阻害要因なんか気にもしないで、目の前の問題・課題を、優先順位に気をつけながら、1つ1つ効率的に片付けていきます。
「どーもパワーが出せてないなあ・・・」
「何やってんだろう、俺?」
思えば、立ち止まり迷ったときに、いつもこの言葉で自分を奮い立たせているような気がします。
「折れない心」
「折れない心」を持ち続けて頑張るんだ!
さてさて、
実は今日もこれから1件、そういう現場に新しいメンバーを面通しにいきます。
「一緒に、頑張りましょう!」
・・・きっと少し経ったら「糧」が必ず手にできていると思いますから。