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異例づくしの白鵬インタビューに見る、大切にすべきは何か

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今年最後の大相撲、福岡場所は場外乱闘のほうが大騒ぎになった感がありますが、横綱白鵬がV40という偉業を成し遂げました。

その白鵬の優勝インタビューを見ていて、個人的に感動しました。

<大相撲九州場所千秋楽>優勝インタビューで今回の問題で頭を下げる白鵬(スポニチアネックス)

「その前にこの場を借りて、場所中に水を差すようなことになってしまったこと、全国の相撲ファンに力士代表してお詫び申し上げます。私は15歳で来日し、62キロの少年がここまでくるとは誰も思ってなかったと思います。相撲の神様に認められたからこそ、40回の大台があると思います。この土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」(サンスポ)

謝罪と望みの言葉、万歳三唱...白鵬 極めて異例な"パフォーマンス"「あんなの見たことない」(Yahoo!ニュース)

まさかのNHKの生放送中に、事件に触れて謝罪し、さらに関取仲間をもう一度土俵に上げてあげたいということに言及し、さらには「これから部屋に帰って万歳三唱すると思いますが、この会場のみなさんで万歳三唱したいと思います」という言葉で、会場を盛り上げたのは素晴らしいと感じました。何をやってもネットで揶揄する人はいるでしょうけど、そんな言葉は聞かなくていい。

我々の仕事に置き換えると、上司の顔色を見て仕事をするのか、あるいはお客様のためを考えて動くのか。同じレベルで比較はできませんが、何を大切にするのか、を考えられる人間でありたいと感じた今日この頃です。

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