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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

新しいチャレンジに否定的反応はつきもの

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前にも紹介しましたが、10月12日、13日の2日間、
「未来フェス in 京都」が開催されます。

「未来フェス in 京都」は、
さまざまなセミナーや講演会、ワークショップなどを
同時多発的に京都市内で開催しようという試みです。
パスポートを購入すると、2日間に行われるいろいろなイベントに
参加することができます。

主催者の一人が、
一般社団法人自分史活用推進協議会で名誉顧問を務めていただいている、
デジタルメディア研究所の橘川幸夫さんです。

橘川さんは雑誌「ロッキングオン」の創刊メンバーの一人で、
ソーシャルメディアのはしりとも言えるような
読者投稿のみの雑誌「ポンプ」を1978年に創刊した方です。

橘川さんが、「未来フェス」の立ち上げで、
周りからいろいろ否定的な反応を受けていることが、
「ポンプ」の創刊当時の反応に似ているという話を
ブログで書いてらっしゃいます。
以下に一部を引用します。

未来フェスを準備していて、いろいろな先輩や友人たちにあった。だいたい同じような反応だった。「イベントとしての集客力が見込めない」「マスコミ受けする目玉がない」「パブリシティはどうするのだ」「協賛企業をなぜ集めない」など。

だけど、僕らがやろうとしているのは、そうした既存の興行界の成功モデルではない。「ポンプ」は編集者が不在で、一人一人の書き手が自分の判断で編集し、執筆した原稿を集め、整理して、世の中に配信する仕事が僕の役割だった。同じように、未来フェスのイベンターやプロデューサーは、一つ一つのイベントの主催者であり、事務局は、そうやって集まってきたイベントを整理するだけである。(中略)

「ポンプ」のやろうとしたことは、インターネットで具体化した。参加型表現メディアとしては完成しているので、これ以上、やることはない。未来フェスが目指すのは、インターネットが目的ではなく、インターネットをインフラとした、その次の社会構造である。つまり、現実の空間において、インターネットに匹敵する、新しいライブ空間を創設したいと思っている。それは、情報化社会における、新しい「祭り」である。

「未来フェス・友への手紙 - 橘川幸夫のブログ」より

新しいことをやろうとすると、周りになかなか理解されずに、
ネガティブな反応を受けることは、本当によくあります。
それでもやり通せるだけの行動力を持てるかどうかが
重要になってきますね。

ぼくも新しいことにチャレンジするのは好きなので、
ぜひうまくいくように、協力したいと思っています。

ということで、自分史活用推進協議会として、「未来フェス」で
12日に自分史活用をテーマにした講座を開催します。

詳細、お申し込みなどについては、
以下のウェブページをご覧ください。

自分らしく生きるための自分史活用講座|同時多発 未来フェス in 京都

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