「巨神兵東京に現わる」に見る創造性の高め方
»
先日、「特撮博物館」を見に行ったことは前にも書きましたが、
展示のハイライトの一つが「巨神兵東京に現わる」という短編映画でした。
「風の谷のナウシカ」に出てくる巨神兵が東京を焼き尽くすというものです。
その映画を見た後に、
どうやって撮影したかを説明する展示やビデオがあったのですが、
この短編映画にCGをまったく使ってないと知って
CGを使わなくても、ここまでできるのかと驚きました。
もちろん現在では、CGを使ったほうが、より迫力があってリアルな映像を、
それほど手間やお金をかけずにつくれるのかもしれません。
でも、スタッフの人たちが、CGを使わずにどうやって映像をつくるか
創意工夫を凝らしながら楽しそうにやっているのを見て、
うらやましい気持ちになりました。
以前に「制約があるからこそ創造性が高まる」というエントリーを書きましたが、
情熱を持って制約を超えようとすることで
創造性を高めることができるのだなと、改めて思いました。
制約があることはマイナス要因ではないし、
むしろ自分で何か制約をかけてしまったほうが
より創造性を高められるかもしれないということです。
「特撮博物館」はいよいよ10月8日までです。
まだ見に行ってない方は、ぜひ見に行くことをおすすめします。
終わってしまうのは残念なので、
いずれどこかで常設展示してほしいですね。
SpecialPR