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なぜ大手マスコミが取り上げるときには流行が終わっているのか

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私は一般社団法人自分史活用推進協議会の事務局を担当していますが、最近たまにテレビ局や新聞社など大手マスコミの方から、自分史について問い合わせをいただくようになりました。

「自分史をニュースの話題として取り上げようと思っているので、いろいろお話をうかがいたい」ということで、質問に答える形で、自分史に関する事例や、現在の状況などについて話をするのですが、だいたい決まって「もっと自分史が盛り上がっていることがわかるような具体的な事例や数字はありませんか」と聞かれます。事例としてはこちらもすでにいろいろあげているし、自分史をテーマにした統計というのは特にないので、そのように答えると、「またわかりやすい具体例や数字があったら教えてください」ということで、話が終わりになります。

よくテレビなどの大手マスコミが取り上げた話題はすでに流行の終盤だとか流行が終わった後だと言われますが、それは要するに、わかりやすい事例や数字がない限り、話題として取り上げないからなんだなということがよくわかりました。流行り始めではそのようなわかりやすい事例や数字があまりないから取り上げられにくいということです。逆に言うと、わかりやすい具体例や数字をあげることができればマスコミに取り上げてもらいやすいということですね。

大手マスコミから問い合わせがくること自体が、自分史に対する関心が高まりつつある証拠だと思うので、もっと自分史への関心を盛り上げて、新たなムーブメントを起こしていけるようにがんばろうと思います。

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