日記を書く効用と、続けるための二つのポイント
オルタナブロガーの佐川明美さんが「「日記の思わぬ効用」という記事を書いてらっしゃいました。私も1994年ごろから日記というか行動記録を書き続けているので、もう十数年になります。今ふうにいうと「ライフログ」ですね(笑)。
日記(行動記録)を書くことには、いろいろな効用があります。
・自分の体験を確実に記録して残し、後で確認できる。
・文章として書くことで自分の体験を客観視できる。
・読み返すことで、自分の考え方や行動パターンなど新たな気づきを得ることができる。
・自分のやってきたことが可視化され蓄積されていくことで自尊心が高まり、自信が持てるようになる。
・文章を書く習慣、文章力がつき、文章を書くためのネタを貯めていくことができる。
といっても、日記を書き続けていくのは大変ですよね。私は、日記を書き続けていくために二つのポイントを心がけています。
一つは、書けるときにこまめに書くということ。
たとえば、夜寝る前にまとめて書くのでは、一日の行動を最初から思い出して書くのは大変だし、文章量も多くなって時間もかかります。私の場合は、常にパソコンのテキストエディタで日記用のファイルを開いておいて、仕事の区切りなどちょっと時間があいたときに、それまでの行動を記録しています。これだと一回ごとに書く時間は短く量も少ないので、心理的な負担も少なくて済みます。
もう一つは、行動記録をメインにすること。
単に自分のやった行動を書いていくだけなら、あんまり考えず気楽に書けます。行動さえ記録しておけば、そのとき何を考えたか、感じたかを思い出すことは比較的容易です。できるだけ具体的に行動を記録することがポイントです。もちろん自分の考えたこと、感じたこと、気になったニュースなども書ければ書いておくといいと思います。
この二つのポイントを心がけているだけで、私の場合は十数年以上日記を書き続けることができています。テキストファイルで記録しているので、テキストエディタで読み返したり、検索したりするのも容易です。Evernoteなどを使う必要もありません(笑)。日記が続かないという方は、ぜひ試してみてください。