竹内義晴の、しごとのみらい:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS)

竹内義晴の、しごとのみらい

10年後、仕事を「ツライもの」から「楽しいもの」に変えたい

企業研修の実情を知ろうと
「企業 研修 統計」というキーワードで検索しようと思っていました。
「企業 研修」まで入力したら、Googleの検索キーワード候補には

Screenshot_1

「助成金」「補助金」という候補が。
企業研修に助成金や補助金を使おうとする企業が多いのですね。

検索結果を見ると、各企業がPRのために独自に情報発信しているものがほとんどでした。
省庁や都道府県など、公的機関の情報があるサイトをリストにしてみました。

厚生労働省

雇用や職業能力開発など、さまざまなカテゴリで助成や支援が受けられます。

中小企業庁

人材育成などの施策の最新パンフレット

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構

以前は「独立行政法人 雇用・能力開発機構」だったと思います。法人名が変わったみたいです。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構 J-Net21 資金調達ナビ

カテゴリの中に「雇用・人材育成」「都道府県」などを指定できます。
 
 
 
助成金や補助金が一元管理されたデータベースがあれば便利なんですけどね。
独自で作られているそれっぽいサイトを見かけましたが、最新情報でもないようで……。

なお、民間の助成金検索は公益財団法人助成財団センターが便利です。
「民間助成金ガイド」→「助成財団データベース/助成プログラム検索」
で、キーワードを「人材育成」で検索したらいくつか検索されました。
 
 
 
助成金や補助金は、使えるものなら有効に使ったほうがいいですよね。
年度によって施策もずいぶん違うようです。最新の情報入手を。

大元の情報にたどりつくのがなかなか難しかったので
何かしらのお役に立てれば幸いです。

人材育成のコンテンツについて、こちらも良かったらご覧ください。

タケウチ

佐川さんの食事中、マルチタスクしていますか?という記事に、大木さん

「仕事に関しては、シングルタスク、マルチプロジェクトを部下にも徹底している次第です。」

とコメントされていました。

私がエンジニアだったころ、客先のマネジメント層の方に
「仕事は同時にいくつもやるものだ」と言われたことを思い出しました。

システム改善の案件が山ほどあったこともあって
「午前中はAをやって、午後はBをやるみたいに、なぜ同時平行でできないの?」
とよくハッパをかけられたのですが
ボクには、その「マルチタスク」がどうにもしっくりこなくて・・・。

大きく見れば同時に複数のことをやっているように見えても
その瞬間、瞬間は1つことしか意識できないし、行動できないわけじゃないですか。

1つの仕事に集中して、終わらせてから次に取り掛かる形でないと
かえって効率が悪いような印象を抱いていました。

特に、エンジニアのようなものづくりの仕事は「ノリ」もあるので
「午前中はここまで。午後は別の仕事」みたいにはしづらいですね。
キリがいいところまでずっとやり続けていたい・・・みたいな。
途中で打ち切ると気になって仕方がないこともあるし。

なんて言っていますが、今は1日にいくつかの仕事をしています。
原稿書きや、講座の資料を作ることが多いですが
プログラミングのように、1つのことにべったり・・・
ということが少ないからできているのだと思います。
途中で煮詰まったら気分転換に別のタスクを・・・みたいなこともよくありますね。

仕事のマルチタスクが効率がいいか悪いかは、仕事の内容にもよるのでしょうね。

タケウチ

カテゴライズは物事を分かりやすく分類したり
ざっくりとしたイメージがつかんだりするにはとても便利だ。

たとえば、IT業界にもSEとかプログラマとか
職種をいろんなカテゴリで分けることができる。

カテゴライズすると、同じ「IT業界の仕事」でも
SEなら、顧客とシステム要件を決める人
プログラマなら、プログラムを作る人
のように、仕事の特徴を表すことができる。

カテゴライズすることによって、第三者もイメージしやすくなる。
また、カテゴリを絞ることで、専門分野を極めることに役立つ。

私の専門分野はコミュニケーションだけど
コミュニケーションにもカウンセリングやコーチング、ファシリテーションなど
いくつかのカテゴリがある。

「コーチングは目標達成やポジティブなテーマを扱う」
「カウンセリングはストレスを抱えている人に行う」
「ファシリテーションはチームをまとめるときに有効」

など、ざっくりとしたイメージをつかむためには便利だ。

でも、本来は特徴を示す言葉なのに
カテゴライズによって

「コーチはカウンセリングをしてはいけない」とか
「カウンセラーはコーチとは違ってそんなに自立させなくていいんだ」とか
「ファシリテーションのやり方は○○であるべきだ」とか

物事を枠にはめたがる人がいる。
ボクは、このようなカテゴリの使われ方に違和感を抱いている。

コミュニケーションの本質は
相手とより良い関係を築き、望ましい姿を共に作ることにある。
また、実際のスキルも、
「話の聴き方」「問いかけ方」「物事の捉え方の変え方」など
それほど大きな差があるわけではない。

でも、カテゴリにこだわると本質を見忘れてしまうようだ。
そういうカテゴライズはあまり意味がないんじゃないかと、ボクは思う。

IT業界もそうだ。

SEやプログラマというカテゴライズをすることによって
「SEは要件定義ができればいいからプログラミングスキルは必要ない」
「プログラマはSEより評価が低い。SEの下僕だ」
みたいな話がよく出る。

でも、システム屋の本質は
顧客が喜ぶシステムを作ることのはずだ。
そこに、「私はSEだから」「私はプログラマだから」
というカテゴライズはあまり意味がないんじゃないかと、ボクは思う。

「でも、そう言っても実際は・・・」と言いたくなる方もいらっしゃるだろう。
きっと、仕事が思い通りにならずに苦労されているんだと思う。
逆に、カテゴライズされて悔しい思いをされていらっしゃるのかもしれない。
 
 
「所詮○○はそういうものだよ」・・・言いたいヤツには言わせておこう。
自分を誰かや何かが決めた枠にはめて、制限をかけることはやめよう。

価値のないカテゴリなんか、取っ払っちまえ。

タケウチ

「人のふんどしで相撲をとる」とは
他人のものを使って成果を上げるという意味ですが
ボク、「人のふんどしで相撲をとる」のがなぜか苦手で・・・。

ここで言う「人のふんどし」とは、著名人の名前を使うこと。

具体的には・・・

■1、著名人の名前を宣伝に使うこと

「あの○○さんが絶賛!」みたいな、著名人の力を借りて宣伝すること。
よく、テレビCMにあるような感じ?
こちらが言わなくても、ご本人が応援してくださるのは純粋にうれしいですけどね。

■2、著名人の言葉の引用

以前は、文章を書くときに
よく著名人の本に書かれている言葉を引用しました。
でも、最近はあまりしません。
「○○さんも言っていますが・・・」みたいな言葉の引用もそうです。

■3、著名人の発言を批判して自分の意見を述べること

意外と忘れがちなのがこれです。
「○○の意見はおかしい」と相手を批判するのですから
一見「人のふんどし」ではないように見えるんですけどね。

もちろん、私にも著名人の発言に批判的な気持ちを抱くことはありますよ。
でも、名前を引き合いに出した時点で「人のふんどし」になっているのですよね。
そう思うとくやしいので、名前を出して批判は絶対にしないのです。
 
 
3は、元々批判を言葉に残すこと自体好きではないのでいいとしても
1は、みんなやっていることだし、著名人の名前を出したほうが人も集まるのになぁ。
2は、自分の論理を強固にする役割もあるのになぁ。

1,2は、「別にいいじゃん」と思うもう私もいるですが
「人のふんどしを使わず、正々堂々とやれ」みたいな自分もいて・・・

で、やっぱり「人のふんどしで相撲を取らない」を選択するんです。なぜだ?
「自分の言葉で表現したい」とどこかしらで思っているのかなぁと。

タケウチ

先日、知人から起業すると聞きました。

「いろいろ教えてください」と言うので、私はこう答えました。

「起業をされるのですね。すばらしいですね!
 私は、起業が上手くいく方法はそれほど知らないのですが
 上手くいかない方法ならたくさん知っています。
 何でも聞いてください!」

■親指を上手に描く方法

カリフォルニア州立大学に
ベティ・エドワーズというの美術の先生がいるそうです。

彼女は、絵の描き方を指導する際、こう教えるのだとか。

「親指を描きたいなら、親指を描こうとしてはいけません。
 親指を描くなら、親指の周りの空間を描きなさい。」

これは、
「対象物そのものではなく、その周りに目を向ける
 そうすることで、対象物の輪郭が浮かび上がってくる」
ということだと思います。

私は絵を描きませんが
この感覚、なんとなく分かる気がします。

■周りの空間を埋めると、大事なものの輪郭が浮かび上がってくる

たとえば・・・

やりたいことを明確にするためには
やりたいことを100個洗い出すのも大切ですが
やりたくないことを明確にすることだったりします。

周りの人と信頼関係を築くためには
信頼関係を作るためのコミュニケーションスキルも大切ですが
信頼関係を崩すようなことをしないことが大事だったりします。

仕事で成果を出すためには
短期間で、効率的に進めることも大切ですが
とにかく長く続けることが大事だったりします。

何かをやろうとするとき
対象物そのものばかりに目を向けがちですが
周りの空間(そうではないこと)にも
大事なものがたくさんあるのですよね。

タケウチ

数年前、「成功」という言葉が使われた本がいっぱいあって
私もずいぶん読みました。

本来の成功の意味は
「物事を目的どおりに成し遂げること」なのでしょうけれど

何か、「財を成す」とか「著名になる」という空気感が一般的なので
成功という言葉は、あまり使わないタイプです。

でも、他にいい言葉が見当たらないので
今日は、成功を「思いの成就」という意味で使ってみたいと思います。

起業したときは、早く成功したいと思っていましたが
今、成功に対して思うには

「どんなことでも思いを持って、長く続けること」

が大事なんじゃないかなぁということ。
これさえできれば、どんなことでも大概叶っちゃうんじゃない?ひょっとしたら・・・。

今日、「続けていてよかったなぁ」という連絡をいただきました。
あ~、うれしいし、ありがたいな~。

実は今日、5/17は、私たちしごとのみらいの通常総会の日です。
総会資料の冒頭に、こんなことを書きました。

総会にあたり――「分かりづらい活動」だからこそ
特定非営利活動法人しごとのみらい
理事長 竹内義晴

「しごとのみらいさんはどんな活動をされているのですか?」――これは、名刺交換などの際によく投げかけられる問いの1つです。そのとき私は、「今、労働者にとっての仕事って、どちらかというと楽しくないものだと思うんですよね。私は、仕事がもっと楽しくなったらいいのになぁと思っていて、仕事が楽しくなるための活動をしています」とニコニコしながら答えるようにしています。ここで、大概の方は「キョトン」した顔をされます。「仕事を楽しくする」とは、なんて抽象的で分かりづらい言葉なのでしょう!自分でも、もっと分かりやすい表現ができればいいなと思っているのですが・・・。

話が抽象的なので、続けて「たとえば、どんなことをされているのですか?」と聞かれます。そこで初めて、日本の職場で起こっているメンタルヘルスの課題、社員のモチベーションや職場のコミュニケーションの重要性、その結果起こっている組織、会社、地域の衰退などのお話をすることにしています。

ある方に、いつものようにこのようなご説明をして、最後に一言「分かりづらいですよね」と加えたところ、「しごとのみらいさんはとてもすばらしい活動をされていますね。『分かりやすい活動』は誰もが注目してくれるからいいんです。本当に大切なのは、まだあまり注目されていない『分かりづらい活動』です。そういうところに、誰にも気づかれず、本当に困っている人がたくさんいます。大変だと思いますがぜひがんばってください。応援しています」。こんな素敵な言葉をいただくことができました。

話は変わりますが、先日、人事労務専門誌から執筆の依頼をいただきました。読者が抱えている課題に即した情報をお知らせしたいと思い「読者から聞こえてくるキーワードは何か」と編集部に尋ねてみたところ、いくつかのキーワードの中から「メンタルヘルス対策」「社員のモチベーションアップ」「コミュニケーションの円滑化」などの言葉が目に留まりました。編集部からは、「組織も人も疲弊してしまっているのかもしれない」という言葉が添えられていました。

「メンタルヘルス対策」「社員のモチベーションアップ」「コミュニケーションの円滑化」――「あ~、どの職場でもこれらが大きな課題なんだなぁ」と改めて実感します。けれども、明確な解決策がないのも実際です。一言で無理やりまとめてしまえば「コミュニケーション」となるのでしょうか。

私が解決したいのは、「メンタルヘルス対策」だけではありません。「社員のモチベーション」だけでもありません。「コミュニケーションの円滑化」だけでもありません。これらはすべて絡み合っていて、どれか1つ解決しても仕事は楽しくならない・・・。

名刺交換の際、常々、「もっと分かりやすい表現ができればいいな」と思いつつ、叶えたいことが複合的に絡み合っているので、活動の紹介がいつも「仕事を楽しくする活動」に落ち着いてしまいます。きっとこれからも、「仕事を楽しくしたい」と伝えていくのでしょうね。

この「分かりづらい活動」に、今年度も変わらぬご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

私たちの活動は、ホント、分かりづらい活動だと思いますが
地道に、地道に、思いを持って、長く続けていきたいと思います。

うれしい出来事だったので、つい今日2本目を書いてしまいました。

タケウチ

コミュニケーションをお伝えしていると

「信頼関係を築くには、相手に軽く触れるといいと言いますが、実際はどうなのでしょうか?」
「信頼関係を築くために、相手のしぐさに合わせるといいと言いますが、実際はどうなのでしょうか?」

のような

「○○の場合は、△△にしたほうがよいか」という質問をよくいただきます。

いろんなノウハウを紹介した情報がたくさんありますので
このような、ノウハウの有効性についての疑問を持たれるのでしょう。

私はこのとき、「分かりません」と答えるようにしています。
なぜ、「分かりません」と答えるのか?それは、感じ方は人それぞれだからです。

「相手に軽く触れる」と言っても、
私なら、女性に触れられるのはうれしいですが、男性に触れられるのはちょっと・・・です(笑)。
同じ女性でも、年齢、顔、性格などの好みがありますから
好みの女性から触れられればうれしいけれど、それ以外は実際に触れられてみないと分かりません。
でも、いくら好みでも、いきなり触れられたらビックリ!かも。

「相手のしぐさに合わせる」もそうです。

雰囲気とか、洋服のセンスとか、「あっ、何か、自分と近いかも?」と思うこともあれば
猿まねされれば嫌だと思うでしょう。

コミュニケーションには、「○○が正解」というのがありません
シーンもさまざま、感じ方も様々。その時々で違います。
(↑当たり前ですね)
でも、「やり方」という形で伝えられると、「やり方」ばかりに注目してしまう方も多いようです。

「どのようにやるか」も大切なのかもしれません。
でも、もっと大切なのは、「○○されたら、相手の人はうれしいかどうか」を考えてみること。
実際にやってみたときに、相手の反応を観察できること。望む反応でなければ、他のことを試すこと。

相手の人を想う気持ちや、観察する力のほうが大事なんじゃないかなぁと思います。

タケウチ

世の中には、2つのタイプの人がいます。

それは、ある出来事を見て「あっ、そうだ!」とひらめく人と
何もひらめかない人です。

よく、テレビで、新しい商品を開発した人や
ピンチをチャンスに変えた人などが紹介されますが
その手の番組を観ていると、大抵
「そんな当たり前のこと、なんで今まで気が付かなかったんだろう?」
と思います。

まったく同じことを見聞きしているのに
この違いが生まれるなんて本当に不思議。

せっかくなら、自分にも
「『あっ、そうだ!』というひらめきが起こったらいいのに…」
と思うのは、私だけでしょうか。

「ひらめき力」は、他の人が気づかないことを気づかせてくれます。
これは、結構な武器ですよね。
ビジネスなら、いろんなチャンスにつながるかもしれません。

「ひらめき力」を強化するためには3つの方法があると私は考えています。

そこで今日は、私が日常
ひらめき力を強化するためにやっているおまじないについて
お話したいと思います。

※科学的な根拠はなにもありません。念のため。

■ひらめき力をつける方法1:毎日意識し続ける

その1つは、毎日意識し続けること

たとえば、私は文章を書く機会が多いのですが
このブログのように毎日書くことを意識し、習慣化しているせいか
頭の中ではいつでも
「あ~、今日は何を書こう……」というモードがどこかしらで働いています。

なので、いろんなことを見聞きすると
「あっ!これはネタになるかも!」というひらめきが起こって
記事のネタになることがよくあります。

まぁ、これはよく言われることですね。

■ひらめき力をつける方法2:ひらめいたことに感謝する

もう1つは、ひらめいたことに感謝すること

ひらめきとは、意識することだけでコントロールできるものではありません。
何も意識していないときに「あっ!そうだ!」と思うからひらめきなのです。

私の中での「ひらめき力」のイメージは
もう一人の自分が「ほら、そこに○○があるよ」と
教えてくれているような感じがしています。

たとえば、車に乗るとき
「シートベルトを締めなきゃ」と常々意識していることはまずありません。
人間ですから、シートベルトを締め忘れたまま運転しはじめることだって当然あります。

けれども、走り出すとなぜか、ふとした拍子に
「あっ!シートベルトをし忘れていた!」と思い出します。

「ひらめき力」を考えたときに、この、「あっ!そうだ!」という感覚が
すごく大事だと思っているんですよね。私は。

で、気づかせてくれているのは誰か知りませんけど
「ありがとう」って言われたら誰だってうれしんじゃないかと思って
「気づかせてくれてありがとう!」と感謝することにしているんです。

シートベルトに限りません。

外出時に財布やケータイを忘れそうになったときに
「あっ!そうだ!財布忘れてた!」と思ったら、
「気づかせてくれてありがとう!君のおかげで助かったよ」と
気づかせてくれた人に感謝する。

翌朝、「○○時に絶対に起きなきゃ!」と思って寝たときに
目覚まし時計が鳴る直前に目を覚まさせてくれたら
「おっ、ちゃんと時間の前に起こしてくれたね。ありがとう」と
気づかせてくれた人に感謝する。

偶然入った本屋さんで、ある本を手に取ったら
ずっと気になっていたことがなぜかそこに書いてあってラッキー!と思ったら
「こんな偶然を引き寄せてくれてサンキュ」と
気づかせてくれた人に感謝する。

そんなおまじないです。くだらないでしょう?

■ひらめき力をつける方法3:ひらめきに応える

もう一つは、ひらめきに応えること

せっかく誰かが気づかせてくれたのに
そのまま「まぁ、いいか」で終わらせてしまうと
すねちゃうんじゃないかと思って
気づかせてくれたら、きちんと応える(行動する)ことにしています。

シートベルトなら、「まぁ、近いからいいか」で終わらせず
(面倒臭いけれど)ちゃんと締める(交通ルール上も大事なことですけどね)。

「あっ!ゴミが落ちてる!」と気づいたら
「まぁ、誰かが拾ってくれるだろう」で終わらせず
(シブシブでも)ちゃんと拾ってゴミ箱に入れる。

こんな、地味なことがほとんどですけど
気づかせてくれたら、きちんと応える(行動する)ことにしています。
 
 
 
これらのおまじないが、本当に効果があるのか
実のところ、私には分かりません。

でも、文章のネタはよくみつかるし
シートベルトを締め忘れることもほとんどないし
「あっ!そうか!」は比較的よく起こるほうなので、これでよしとしています。

そもそもおまじないって、理論的な効果うんぬんより
「気持ちのもちよう」みたいなところがあるじゃないですか(汗)。

お金が掛かるわけではないので、
もし気に入ったら、あなたもやってみてください。

効果の保証はいたしませんので、あしからず。

タケウチ

昨日から、新潟市で
NLP(神経言語プログラミング)のプラクティショナーコースが始まりました。

スタッフや顧客とよりよい関係を作るためのコミュニケーション法や
ビジネスで成果を出すために、思考を望ましい姿にリードする方法を
学びにいらっしゃった経営者やビジネスマン

ご自身が仕事上でツライ体験をし、「同じ気持ちを味わってほしくない」
「困っているみなさんのサポートがしたい」とカウンセラーを目指している方

お子さんとの関係をよりよくしたいお母さん

などなど、6名のみなさんと学ぶ機会をいただきました。
ありがたいですね。

中には、大先輩もいらっしゃいます。
学ぶことに年齢って関係ないんだなぁと、改めて思います。
(若造が偉そうに・・・すみません。)

テキストに書いてあることは、今やネットや書籍で分かることも多いです。

NLPをはじめ、コミュニケーションスキルは
テキストを読んで理解できることはたかが知れています。
セミナーは、テキストに書いていないことを学ぶ場所と言っていい。

テキストに書いてないことを(実体験や、テキストの本意)を
できるだけ多くお伝えできればいいなと思っています。

タケウチ

ケーキの土台(スポンジ?)を作るとき
やわらかい生地を枠に流し込みます。
そして、オーブンで焼いたり、冷蔵庫で冷やしたりして
ある程度材料が固まったら枠を外します。

なぜ、枠が必要なのか・・・
それは、枠がないと材料が柔らかすぎて形にならないからです。
(↑当たり前ですね)

枠には、「やわらかいものを固まらせる」という役割があるんですね。

新入社員のみなさんが働き出して、1か月が経ちました。
どうです?社会人生活は。

先日、どこかのサイトで読んだのですが

「この会社は自分には合わない」
「もっとやりたいことがある」

と、会社を辞めてしまう方も多いのだとか。

そのサイトには、

「1か月で辞めてしまうなんて、最近の若者は・・・」

みたいに書いてあったけれど、
ボクには、「この会社で良かったのか?」「辞めたい」と悩むあなたの気持ちが
分かるような気がします。

ボクが最初に会社を辞めようと思ったのは、会社に入って1年目の冬。
高校を卒業して、自動車会社に入ったんですけど、
工場実習で車の組み立てラインに3か月配属されましてね。

車の足回り部品にゴムのブッシュをつめる仕事をしたんですけど
部品を機械にセットして、ボタンを押す。それだけ。
毎日毎日同じ作業の繰り返し。1日が本当に長くてね。

「オレ、何のために3年間勉強してきたんだろう?」
「こんなこと、オレじゃなくても誰だってできるじゃねぇか」

と思いましたよ。

ボクはね、新潟の中学を卒業して、親元を離れ
自動車会社の社内高校に入ったんです。
(当時は、大手の会社にそういう学校がいくつかありました。今もあるのかな?)

新潟を離れるとき、同級生が駅で見送ってくれたことを今でも思い出します。
晴れた日でね。

中学校卒業してすぐですから、15歳ですよ。
ボクは自動車会社で働きたかったので、最初は希望たっぷり。未来を夢見ましたよ。

でも、所詮お子ちゃまの15歳です。
親元を離れて、最初の1か月はホームシックになってね。
同室の同級生に気が付かれないように、毎晩枕を涙で濡らしましたよ。
あと、男子校で男だけの生活ですから、上下関係が厳しかったり
寮生活でなかなか自由がなかったりしてね。

それでも、寂しさは時間が解決してくれました。
少しずつ友達もできましたしね。

そういう想いをして3年間を過ごしたので
工場のラインに立って、「この3年間何のために……」と毎日思いました。
単純作業だから、それぐらいしか考えること、なかったんだね。

薄暗くて油臭い自動車工場のライン。
もう、仕事に行くのが嫌で嫌でね。

で、「もう辞めよう」と。

親に言いました。
そしたら、こう言われました。

「会社に入って1年じゃ何も分からないでしょう?
 せっかく入ったんだから10年間ぐらい働きなさい。
 10年経って考えが変わったら、辞めてもいい」と。

「え~?!10年?」

途方もなく長く感じましたよ。

結局、会社を辞めることはあきらめ
3か月が終わることだけを考えて働きました。
(ちなみに、この時毎日の嫌さを忘れるためにタバコを覚えました(笑))

工場実習が終わって、もとの職場に戻ったら
そんなに楽しいわけじゃなかったけど、普通の生活に戻りました。

それから、面白くなかったり、面白かったり
仕事をしながらいろんな時間を過ごして、
当時のパソコン通信をしていたら社外にいろんな友達ができて
いろんな価値観に触れて、
仕事の中でプログラミングを覚えて、プログラマの仕事に興味を覚えて
「プログラマになろうかな」と思って辞めました。

正確には、「そのときの上司が嫌だった」とか
田舎の親が2人暮らしで跡取りがいなかったので「田舎に帰ってあげようかな」とか
いろんなきっかけも重なって……

会社を辞めたのは、ふと気が付けば入社してから10年の月日が経っていました。

28歳で会社を辞めて異業種に転職しましたけど、全然遅くなかったですよ。
32歳で独立しましたけど、全然遅くないし
41歳の今、今もまだまだ駆け出しです。

で、ボクが今、思うのは
「工場実習で辞めたいと思ったけど、あの時、辞めなくてよかったな」ということなんですよね。

やめなかったおかげで、あの単純な仕事を毎日頑張っていることを知れたこと(本当にすごいと思う)。
そのおかげで、自分はクリエイティブな仕事が好きなんだということが分かったこと。
あそこで辞めていたら、そのあとも中途半端になっていただろうしね。

あと、あの時会社を辞めていたらプログラマにもなれていないし
今、あなたにこの文章を読んでいただいていることもないんです。
そう思うと、なんか不思議。

今は、「10年働け、そしたら辞めてもいい」と言ってくれた親に感謝します。
普段はケンカばかりですけどね。

で、冒頭の話に戻ります。

みなさんはケーキの生地です。
これから、いろんな形に変わることができるし
おいしいケーキになる可能性を秘めています。

ケーキの生地は柔らかすぎると形にならない。
その上にいくらおいしい生クリームや果物を乗せようと思っても
おいしいケーキにはなりません。

生地が固まるまでは、枠が必要なんだね。

もちろん、生地が固まりすぎるとケーキはおいしくないから
そこまで枠にはめている必要はないけれど
ある時期まではね、自分を枠にはめておくというのも、悪いことじゃないとボクは思います。

社会に出れば、いろんな矛盾や、大人のいやらしい面に接することもあるでしょう。
でも、そういう学習も必要なこともあるんだね。
なぜなら、経験するからこそ、矛盾やいやらしい考えに流されないようになれるし
自分の軸がしっかりとできてくるんです。

次の道に進むのは、悪いことじゃない。
だから、「ずっと同じ会社でがんばりなさい」という気は、ボクにはありません。
でも、会社を辞めるのは、もう少し生地が固まってからでも遅くないと、ボクは思います。
生地とは、自分の軸のこと。軸がある人は強いです。

今は時代の流れが速いから、ボクの親のように「10年頑張れ」は長いかもしれません。
でも、3年ぐらいは同じ会社で働いてみても、いいんじゃないかなぁ。

まぁ、3年にこだわる必要はないけど
「もう、この会社でできることはやった。やりきった」
そんな気持ちが出てきたら、その時は勇気を出して枠を外そう。

だから、それまでは頑張ってみてよ。ね。
たまには、タバコ・・・はすすめないけど、友達と酒でも飲んでさ。
今、どんなに嫌なことでも、未来はその体験を必ず「あのときのおかげで」に変えてくれるよ。

応援しています。

タケウチ


プロフィール

竹内 義晴

竹内 義晴

NPO法人しごとのみらい理事長
コミュニケーションの専門家 研修講師 心理学トレーナー 「職場がツライ」を変える会話のチカラ 著者。

詳しいプロフィール

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