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耳から「ながら聴き」する音声コンテンツに再度はまっています

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

今日は「音声コンテンツ」についてお話ししようかなと思っています。というのも、仕事をしながら、運転しながら「ながら聴き」する音声コンテンツにはまっているからです。

えーっと、ボクがですね。音声コンテンツに最初にはまったのは2005年ぐらいからですかね。ここでいう「音声コンテンツ」というのは、いわゆるオーディオセミナーみたいなものです。著名な方や、成果を出している方のセミナーや対談音声を聴くやつですね。

音声コンテンツに触れ始めたのは、2004年にフリーランスになったから。当時は、右も左も分からずに、とにかく「結果を出したい」と思っていたんですよね。ボクが一番聴いていたのは経営コンサルタントの神田昌典さんと、さまざまな経営者や成果を出している方々の対談です。当時はCDでしたが、毎月送られてきて。

車で30分ほど運転して仕事へ行っていたのですが、車の中が毎日、学びの場だったんです。

音声の何がいいかって言うと、ビジネスで結果を出している方々の話を毎日繰り返し聴くことで、その人の考え方が自然と身に付けることができたこと。

また、耳から入ってくる情報は、文字とちがって、声の抑揚であるとか、リズムであるとか、トーンであるとか。そういったものも一緒聴くことができるので、人柄とか、人となりがわかります。

あと、ボクは現在、講演をする機会が多いですが、そのときの話し方や間の取り方といったプレゼンのスタイルは、このオーディオセミナーで身に付けたことが多いんですよね。話を聴いていると、好きな声のトーンとか、間とかって、あるじゃないですか。

オーディオセミナーは、車を運転しながら聴くので、「ながら勉強」というか、すごい集中して......というわけではないけれど、繰り返し聴いていくことで、徐々に徐々に、体の中に入っていく効果があるなぁと思っています。

オーディオセミナーはずいぶん長い間聴いていたのですが、最近は遠ざかっていました。その理由をひとことでいうと「車に、あまり長時間乗らなくなった」ことと、「他の人と同じ場で仕事をするようになった」こと。車に乗る時間が短いと、そこまで「聴こう」と思わなかったり、他の人が周囲にいると、音を出しながらとか、イヤホンをしながら仕事をするのがやりづらくて。

なので、いったんやめていたのです。

実は、その、いったんやめていた音声コンテンツに、最近またはまっています。そのきっかけになったのはVoicyですね。

Voicyは、以前からその存在は知っていて、TwitterやFacebookのタイムラインで流れてくるのを、よく目にしていたのですが、正直にいうと、これまでは「聴こう」という動機が、あまり起こらなかったんですよね。

ただ最近、こうして、文字で発信するのもいいのですが、もう少し、いま、自分が考えていることとか、思っていることを、「話すこと」で発信できないかな~と思っていて。なぜならば、頭の中になんとなくはあるのですが、まだ、文字にはしにくいことを、何らかの形で発信できないかなぁ、したいなぁと思っていて。

その媒体として「Voicyがいいかな」って思って、まずはリスナーとして聴き始めたのですが......「あっ、これいいな!」と思ったんです。

まずは、以前聴いていたオーディオセミナーのイメージがすぐに戻ってきました。まるで、音楽を聴くような形で、いろんな方々の声を聴く。すると、情報のシャワーを浴びるような感じになって「あっ、そうそう! これだ! この感じ!」というのがよみがえってきました。

また、いろんな方々の声が気軽に聴けるのもいいなぁと思いました。メディアから流れてくる情報って、何かしらバイアスが掛かっていますよね。その情報からだと、「なんとなく、自分とは合わないのかも?」と。でも、実際に「声」として聴いてみると、「実は、いい人なんだな」とか、「なるほど、そういう考え方なのか」といったことがよく分かって、好きになった方が数人います。

あとは、新たな方との出会いもいいなと思いました。Voicyの場合、いろんな方が登録されているので、興味がありそうな方をランダムに追加して聴いてみたら、「こういう方もいるんだぁ」と新たな出会いがあって。

というわけで、最近は一人で仕事をする時間が増えたので、BGMの代わりに毎日聴いています。

はい、というわけで、実はこの文章、テキストで書いたものではなく、実は、一度言葉で話したものをテキスト化し、軽く編集したのちにみなさんにお届けしています。音声配信の練習もかねてね。

テキストも、音声も、これからはあまり肩肘張らずに、ゆるゆると発信していきたいなぁと思っています。

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