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ソフトウェア製品開発現場の視点

夏時間が終わった

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10月29日でアメリカの夏時間が終了して、アメリカ西海岸時間 (PST) と日本標準時 (JST) との時差が17時間になった。日付まで考慮すると日本が17時間進んでいるわけだが、逆に見ると西海岸が7時間進んでいることになる。夏時間の間は、西海岸が8時間進んでいたので、冬のほうが生活時間の重なりが大きくなり、San Jose の Realcom Techonology へ行っているエンジニアとのコミュニケーションは楽になる。

ソフトウェア開発の立場で言うと、時差と夏時間への対応は興味ある話題である。社内で標準で使用しているサイボウズは残念ながら時差対応ができず、テレコンファレンスのスケジュールに何度も失敗したために、現在はアメリカ関連のスケジュールには Google Calendar を使っている。ちょうど夏時間の切り替えがあったので機能をチェックしてみたところ、非常に良く作られていることがわかった。夏時間の切り替えの日を超えた繰り返しスケジュールもまったく気にしないで設定できるので、うまく使えば非常に便利である。

来年は、アメリカの夏時間のルールが変更になるということだが、製品を提供しているわけではなくサービスなので、パッチを出す必要もなくあっさりと対応してくれることだろう。

九州出身者から見ると、夏の東京の夜明けは非常に早い(おそらく1時間くらい早い)ので、少なくとも東日本は夏時間を採用する十分な理由があると思う (札幌では実験をしているそうだ) が、過去に作られたソフトがどの程度対応できているのかは、不明である。

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