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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

いつも「全力」ではダメ

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常に全力で・・・とか、一生懸命に・・・とか

そういうことを選手には話してきた。

ところが「全力」を出してはいけない場面もあることを、野球を指導して20年経つ頃にやっと理解した。

例えば、「ランナー1塁でライト前にヒット」の場面

1塁ランナーが全力で走り2塁をオーバーランした瞬間、ライトからの返球でアウトを取られる。本当によくある場面。

なぜこのようなことが起きるのか・・・。いろいろ考えを巡らせた結果、結論は

「全力で走るから」だった。

全力でプレーするからこそ生まれるミスだった。それに気づいた時、唖然とした。

「いつも全力で」は、間違いだったとやっと気づいたのだった。

 ・・・つづく

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