地方都市の楽器屋が「楽器屋」「小売店」という枠をITを使ってどうやって越えていこう。そんな日々をレポートします。

地元をネットで繋ぐコミュニティー 高校生バンドバトル編 2話

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愛知県豊橋市で楽器店「シライミュージック」と、楽器メーカー「キートガッキ」を営んでいる白井紀充と申します。

豊橋市に11学校、東三河地方で26校の高校がありますが、軽音部がある高校は2校。高校生のバンドが少なくなっている現状を見て、地域の楽器屋として「高校生しか出演することも観ることも出来ない高校生が運営するライブ」の企画をして、「地域の部活」として東三河高校生軽音楽部を作った。というのが、前回までのお話です。

部活の基本連絡システム

ローカルといえど、学校内というわけではないので、連絡の為のコミュニケーションツールが必要でした。
「高校生バンドバトル」で使用した連絡ツールはLINE。参加高校生のスマホ所有率は100%で、LINEアカウント所有率100%です。

2ヶ月に1度、4-5バンドのバンド代表者と連絡をとるのであれば、LINEグループで充分でした。
電子メールは驚くほど未読率が高く、LINEは非常にバランスがれた手軽なツールなのだなと改めて感心しました。

しかし、高校生軽音楽部を作るとなると、LINEで良いのか?という問題が出てきます。
連絡や議論の場にもなると思いますし、その度に通知がやってくると、人数が多くなればなるほど遠ざかる人も増えます。
長期的な運営で上手く使うのは難しく思いました。

そこで、以前、このBlogにも書いた「Slack」を検討しました。
https://slack.com/
しかし、大きな問題に当たりました。採用直前に、Slackが使える年齢は「16歳以上」で高校1年生の部員は16歳にならないと使えないということがわかったのです。(2018/10/16現在)
ネットの高校「N高」でも使われているので、高校軽音部の候補に上がったのですが、こういう小さなケースでも使えるように是非検討して頂きたいです m(_ _)m
(また、そのうち書きますが、近所の個人商店の店主同士をつなぐ連絡システムとして、現在、Slackを使っています。インターネット町内会的なものです。)

友人に相談して、代替ツールとして提案してもらったアプリケーションが「Discord」でした。和訳で「不協和音」という名前もなかなか凄いですが、実は高校生の認知度はとても高いアプリだったのです。
基本的には、ネットゲームで使う文字のチャットとボイスチャット(複数人通話)のアプリで、Slackのようなグループでの連絡手段として使えます。
https://discordapp.com/

Discordはかなりスムースに導入出来ましたが、工夫が必要な部分もありました。しかし、ネットとローカルを上手く繋いで、リアルに会って何かができる。音楽にとってそれはとても重要なことなので、このようなツールは本当に素晴らしいと思います。

部外の人も参加する、高校生バンドバトルはLINEで連絡、軽音楽部はDiscordで連絡という事になりました。

次回はDiscordの機能を考えながら、ネットとローカルハイブリッドな部活の組織づくりの工夫の話をしようと思います。

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