Phone 7 に届くまで #87:patterns & practice
アプリケーション開発のための実装パターンをご紹介する、patterns & practice に Windows Phone 7 Developer Guide が登場しました。
Windows Phone 7 Developer Guide (英語)Translator
内容は7つの章と5つの補足情報によって構成されています。メインとなる7つの章は1つのストーリーになっていて、Chapter 3 のタイトルにもある、架空会社 Tailspin のオンラインアンケート評価システム ”Survay”を開発するという流れになっています。また補足情報ではWindows Phone 7 アプリケーションを開発するための基本情報がまとめられています。
アプリケーション開発をするうえではポイントとなる情報がしっかりとまとまった内容になっています。ぜひ見てみてください。ひとまず英語なのでわかりにくいかもしれないのでタイトルとその内容だけでも意訳。ってこれも翻訳しないとなぁ。
本章
Chapter.1 Windows Phone 7 概要 "Introducing Windows Phone 7"
- Windows Phone 7 アプリケーションを開発するうえで知っておかなければならない項目についてまとめています
Chapter.2 Windows Phone 7 アプリケーション設計 "Designing Windows Phone 7 Applications"
- Windows Phone 7 のアプリケーションの設計について基本設計からクライアント設計、UI設計、データ設計、システム設計などの設計方法についてまとめています
Chapter.3 Tailspin シナリオ "The Tailspin Scenario"
- 今回のサンプルシナリオ Tailspin 社の "Surveys" アプリケーションの仕様についてまとめています
Chapter.4 クライアントの開発 "Building the Mobile Client"
- 基本となるクライアントアプリケーションの開発についてまとめています
Chapter.5 各種サービスの実装 "Using Services on the Phone"
- 分離ストレージを利用してデータを保存したり、タスク切り替え時への対応、同期機能、位置情報の利用方法などアプリケーションの機能を拡張するための方法についてまとめています
Chapter.6 配信サービスとの接続 "Connecting with Services"
- プッシュ配信サービスの設計とアプリケーションの実装方法についてまとめています
Chapter.7 Marketplace への登録 "Interacting with Windows Marketplace"
- 開発したアプリケーションをマーケットプレースに公開するための手順について紹介しています
補足情報
Appendix A 開発環境と開発の流れ Tools, Frameworks, and Processes
- 開発ツールとフレームワークそして、アプリケーション開発の大まかな流れについてまとめています
Appendix B Silverlight と XNA Silverlight and XNA in Windows Phone 7
- Windows Phone 7 の Silverlight アプリケーションと XNAアプリケーションのそれぞれの特徴と開発方法についてまとめています
Appendix C デバイスの機能を使うには Leveraging Device Capabilities
- センサーやサービス、アドレス帳といったWindows Phone 7に標準で搭載されている機能をアプリケーションから利用するための方法についてまとめられています
Appendix D Prism ライブラリを使う Prism Library for Windows Phone 7
- Microsoft の Patterns & Practice チームが開発したアプリケーションの為のフレームワーク Prism をWindows Phone 7 で使用する方法についてまとめられています
Appendix E Sync Framework を使う Microsoft Sync Framework and Windows Phone 7
- Microsoft の同期のためのソリューションである Microsoft Sync Framework を Windows Phone 7から使用するための方法についてまとめらえています
セルフテストの回答 Answers to Questions
- 本章での最後にあった問題についての回答
参照情報について Bibliography
- 確証で参照されていた機能や用語、補足情報に関するリンク集