プロの仕事+α
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4月からの新人さんが入社し、初めて任せた仕事の最終納品が済み、その打ち上げに最初だけ参加。今戻ってきたところです。かなり忙しくしているので、そんな余裕はなかったのですが、そういうイベントはとても大切にしているので、自分の都合は後回し。
さて、タイトルの「プロの仕事+α」ですが、私の考え方では、プロとして仕事を引き受けた以上、「要求を満たす事と期日を守る事」、「リスクがある場合は直ぐに報告し、建設的に解決策を見つけること」は当たり前の事ですが、それに+αのが必要なんだと思っています。
まず思いつくのは、美しさ。
漫画製作(主にシナリオの構成)でも、システム開発系の仕事でも同じで、要求をいかに効率よく自然に満たすかです。
シナリオであれば、言いたい事を綺麗なストーリーに自然に入れ込むこと。システム開発であれば、ソースコードが(見た目ではなく)論理的に美しい事。
それが本当のプロの仕事だと思っています。
クリエイティブに携わるものとして、自己満足に走ってしまう事も多々あるかと思いますが、自己満足で大いに結構。期日と要件を完璧に満たしていれば、お客様には迷惑はかかりません。自己満足に走るほど、担当作業に誇りをもち、楽しんでいるんだと思っています。
そういう人を、「時間をかけすぎで非効率である」とか、まったく思いません。効率をあげる事は、イコール売上げを上げることになるのかもしれませんが、お金の事ばかりを意識して仕事をするのは、私としては、とてもつまらないです。
プロとして仕事をする以上、職人でありたいと思います。
いかにもプログラマ上がりの意見かもしれませんね。