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コムスコアによる最新Facebook未制覇国チャート

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Facebookがソーシャル・ネットワーキングNo1になっていない主要国はどこか?

米国調査会社コムスコア社2010年6月度データに基づくチャートが Silicon Alley Insider より発表されたので紹介したい。

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これによると、Facebook未制覇の主要国は、台湾、インド、オランダ、ブラジル、ベトナム、韓国、ロシア、そして日本の8ヶ国。Facebook規制が入っておりアクセス困難な中国を入れると9ヶ国となる。

ただしこのうちインドは、同コムスコア社調査で2010年7月に逆転されているため、現時点では正確に言うと8ヶ国(台湾を中国と別の国としてカウントした場合)となる。

【参考記事】
インドのSNSサイト利用が急増、7月の首位は「Facebook.com」:ITpro

また台湾のwretch.ccも、Google Trendsによるとすでに逆転されている。

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台湾のトレンドをGoogle Trendsでみた場合、特に2009年5月から10月にかけてのFacebookの伸びが驚異的だったことがわかる。なんと、半年でデイリー訪問者を約10倍ほど伸ばしているのだ。これは典型的なTipping Point後の爆発と言えるだろう。

過去に記事内で、Facebook未制覇の主要国は「日本、中国、韓国、ロシア、ブラジルの5ヶ国」としたが、オランダ(Trends比較)、ベトナム(Trends比較)に関しては確かにGoogle Trendsを見てもローカルSNSがFacebookを上回っているので、総合的に判断すると以下の7ヶ国と考えたい。

■ Facebook未制覇の主要国リスト (差が大きい順に)
 中国、ロシア、韓国、ブラジル、日本、ベトナム、オランダ

  
 
それともうひとつ。日本ではmixiとFacebookのシェア争いが注目されているが、もっと重要で、深刻とも言える問題は、PCソーシャル・ネットワーキングの普及率が他国に比べて圧倒的に低いことだ。Twitterを入れても重なりが多いため、PC月次アクティブユーザー(約6000万人)に対して推定25%程度の浸透にとどまっている。携帯SNSの普及率は高いがゲーム利用が中心で本格的活用とはいいにくい面があり、やはりSNS後進国と言わざるを得ないだろう。
 
ソーシャルメディアは、すでに電話やメールのようなコミュニケーションインフラとしての存在感を強めており、その浸透は自国内の人材交流、情報共有を効率化するだけでなく、グローバルなコミュニケーションを大いに促進する効果がある。
 
ぜひmixiとFacebook、そしてTwitterの健全な競争により、日本も世界レベルのソーシャルメディア普及に向かってほしいものだ。


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