【最新調査】 Twitterユーザーの33%は企業やブランドについてツイートしている
ROI Research社(企業サイト)は,ソーシャルメディア上のブランドに関するクチコミ調査結果を発表(記事)した。
調査時期は2010年4月,対象メディアはTwitterとFacebookだ。
■ Twitter上のブランド・クチコミ
まずTwitterアクティブ・ユーザーの33%は企業ないし製品ブランドについてツイートしており,さらに32%は企業や製品ブランドのリコメンドを,また30%は逆にリコメンドを尋ねていることがわかった。
さらに,そのブランドと繋がっている(フォロー関係にある)ユーザーは,53%がそのブランドをリコメンドし,48%はそのブランドを購入していることがわかった。ただしユーザー数が増えてきたこともあり,半年前の調査結果と比較するとそれぞれ微減する結果となった。
- そのブランドをリコメンドした 53%
- そのブランドについて会話した 52%
- そのブランドを購入した 48%
- そのブランドの広告をリンクした 46%
- そのブランドのイベントに参加した 43%
【出所: eMarketer】
■ Facebook上のブランド・クチコミ
また,Facebook上でもブランドとのつながりに対して一定の興味をもたれていることがわかった。
- Facebookはブランドについての良い情報源になっていると思う 41%
- もし友人がそのブランドのファンであれば,自分もファンになりやすい 32%
- より多くのブランドとFacebook上で交流できればと思う 31%
- Facebook上でブランドとつながると,よい顧客(得意先)になると思う 30%
- Facebookを通じて,ブランドと交流することを楽しんでいる 29%
【出所: eMarketer】
調査委託を受けたPerformics社(企業サイト)CEOは次のように話している。
“Social networking has greatly contributed to the shift from strict consumerism to more lively, two-way participation between brands and everyday customers,” said Daina Middleton, CEO of Performics, in a statement. “It’s a groundswell of technology-enabled word-of-mouth, and many of the brands involved in these active discussions are effectively satisfying their fans.”
ソーシャルネットワーキング上でブランドとつながることは,厳しい消費者をより活発にするのに大いに貢献している。これはテクノロジーによるクチコミの高まりであり,多くのブランドが,ユーザーとの活発な議論をしたり,効率的にファンを満足させようと参加している。
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最新の筆者著書です。 『Twitterマーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール』