”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

中国深センの決して綺麗ではない食堂で最先端の便利さを味わう

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中国深センで、決して高級ではない、綺麗でもないレストランというか食堂での体験談。

各テーブルにはQRコードが貼ってある。

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このQRコードをスマホで読み取ると、食事のメニューが表示される。

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ここで食べたいものを選びオーダーすると、WeChatPay (微信支付/ウィーチャットペイ) というオンライン決済の画面が出て来て支払いができる。

それだけ。

あとは、待っていると店員がオーダーした料理をテーブルに運んで来る。

各テーブルのQRコードには、テーブル番号も含まれているようで、そのQRコードを使って料理をオーダーすると、テーブル番号とオーダーした料理が店の厨房に自動的に伝わる仕組みのようだ。

決済も事前に済んでいるので、料理を食べ終わったら、そのまま席を立つことができる。店の人とはお金のやりとりがないだけでなく、一言も会話する必要もない。

こんなに便利なシステムであるが、店に特別なシステムやハードウェア・デバイスがあるわけではない。店にあるのはスマホだけ。客が持つべきものもスマホだけ。あとは、QRコードのシールだけ。

しかも、この決済で使われるWeChatPayや同様の決済サービスであるアリペイは、店からも客からも手数料を取っていない。 なので、客側は現金で支払うのと同じ金額であるばかりか、店側も手数料がないのでアリペイ経由でも現金払いと同じ金額が入ることとなる。クレジットカード払いの場合は、店は5%前後の手数料を負担しなければならないが、WeChatPay /アリペイ経由は手数料ゼロなのだ。

前述の通り、ハードウェアを準備するなどの投資も不要なので、店の金銭的な負担はQRコードのシール代だけ。たぶんものすごく安いはず。日本円で10円くらいではないだろうか?

そんなほとんどお金がかからないのに、店側も客側もメチャクチャ便利である。店もオーダーミスがなくなるし、食い逃げも防止できる。店の人がお金を触ることもないので清潔。

どうでしょうか? 中国、進んでますよね? ニッポン、技術に目がいき過ぎて、ユーザー視点でのイノベーションが進まず、そんな理由から中国に抜かれているかもしれません。 

※写真はアリペイではなくWeChatPayでは?とのご指摘をいただき修正しました。

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