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社内SNS導入の前に思い出しておくべきこと

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企業で社内ソーシャルメディア、インナーコミュニケーションツールを導入検討する上で頭の片隅に入れておくべきこと。

・e-mail 導入によって社内コミュニケーションは良くなったか? 多くの人に写しを入れたメールの応酬で時間を浪費した末に結局は会議を開いて収束する、といったことはなかったか?

・隣の同僚との1対1の相談もメールがで、ということになってしまっていないか? それは、本当に効率がいいことなのか?

・メール交信による相談や議論の結論に不明瞭なために後々問題となったことはないか? 最終結論をまとめたメールに更にコメントが入り、結論が覆ったのか単なる参考意見が述べられたにすぎないのか曖昧な状態となったことはないか?

・社内メール通数が膨大となり読みきれない状態となっていないか? 緊急性の高い重要情報が膨大な参考情報メールに埋れてしまい対応遅れが発生したことはないか? このような事象は、メールをSNSにすること(=媒体の追加・変更)で解決できるのか?

・情報共有基盤として導入したイントラネットや文書管理システムが有効に活用されているか? イントラネットの利用は一部のみで、多くの情報はファイルサーバー上に整理されないまま保存されていないか?

・メールの通数が多いことで自慢気に語る、メール通数で仕事をしたつもりになっている社員はいないか?

・電話会議、TV会議は有効に活用されているか?

・今以上に社員をPCやモバイル端末に張り付けることが本当にいいことなのか? 業務効率向上に繋がるか?

だから何だってことではないが、新しいツール検討の際に忘れてしまいがちな過去と現在の事象を忘れないようにメモしてみた。

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