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「誠品書店」がオープンした新型店舗 「誠品生活」って?

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台湾の「誠品書店」の新型店舗、「誠品生活 松菸店」に行ってきました!

誠品書店と言えば、代官山蔦谷書店のモデルになったと言われている書店で、書籍を中心に台湾のカルチャーが楽しめること、また一部の店舗は24時間営業を行っていることで知られています。私もこの書店の大ファンで、台湾旅行時には必ず一度以上訪れるようにしています。

その誠品が、「書店」の名前を冠さない、「誠品生活」という店舗を2013年8月にオープンしたと聞いて、期待していました。誠品生活は、ファッション、生活雑貨、書籍、音楽、お茶、飲食など様々な売り場をもった施設です。映画館、コンサートホールなども備えるほか、「誠品(藝文)行旅」*というホテルもオープンする予定です。ホテルは、2013年12月オープン予定でしたが、私が訪れた際(2013年12月21日)にはまだ開業していませんでした。

最寄駅からどれ位?

最寄駅のMRT市政府駅からは、徒歩約10分です。

<詳しい行き方>MRT市政府駅一番出口を右に出て直進。まずは、基隆路の大きな交差点を渡ります。そのまましばらく行くと、忠孝東路四段553巷と交差する信号にたどり着きます。信号を渡って右折します。下記写真の通り、ちょうどこの信号に、誠品生活のある「松山文創園区」の方向を示した看板があります。

Sign_on_the_road

そのまま直進すると、左手に「刑事警察局」が見えます。さらに直進すると、同じく左手に池が見えてきます。池の手前に「松山文創園区」の入口がありますが、私たちは、松山文創園区を越えて直進し、誠品(藝文)行旅ホテル側から入りました。

Bunka

Pond

かなり存在感のあるホテル。オープンが楽しみですね。

Hotel1

Hotel2

さらに奥に行くと、誠品生活が現れます。

Seikatsu

Seikatsu_sign

誠品生活って?

下記案内板の通り、B2~3階までお店が入っています。B2はグルメと映画館/ホール(入口)、1Fがファッション、2Fが生活雑貨、3Fがお茶と書籍のフロアです。

Sign_in_shop

B2のグルメフロアでは、「吳寶春麵包」というパン屋さんが人気と、台湾の友達に聞きましたが、長蛇の列だったので、あきらめました。2010年にワールドチャンピオンに輝いた「荔枝玫瑰麵包(ライチ&ローズヒップパン)」と、「酒釀桂圓 (干し龍眼のパン)」が人気とのこと。

こちらが2階の生活雑貨フロア。

3f

カラフル靴下。「Nori」と書いてあったので、日本製かなと思いましたが「Made in Taiwan」だったので購入してみました。サバンナ柄と毛虫?柄。

Seihin_product

3階は、書籍と音楽、それから台湾茶の様々なお店が入っていました。お茶屋さんに立ち寄らなかったのですが、現地の友達のおすすめは、「京盛宇」というお店。冷泡茶(水出し茶)が美味しいとのことで、いま調べたら美味しそうなので、行ってみれば良かった。

誠品生活は、誠品書店と比べると、何でもあるデートスポットのような印象。「書店」と「生活」と名前を分けているくらいなので、「書店」のスペースはあまり広くありません。私としては、日本から訪問する方には是非、誠品書店にも立ち寄っていただきたいなーと思います。特に、本好きの方は是非。ちなみに、誠品生活から誠品書店(信義店)までは、徒歩10分強です。私も結局、この二店舗をはしごしました。

松山文創園区からみた101

101

また、この時(2013年12月21日)ちょうど、誠品書店信義店では8周年を記念して、「福」の文字を、1880年代台湾初期の木製印刷機(復刻版)で刷るイベントを行っていました。

Printing

*8月時点の現地媒体での掲載記事では、「誠品藝文行旅」とありましたが、今回訪れた際、施設は「誠品行旅」となっていましたので、本ブログポストでは、「誠品(藝文)行旅」としました。

関連情報

「誠品生活 松菸店」紹介記事(台北ナビ、2013年9月11日)

誠品生活 松菸店公式ページ(中文)

「誠品書店 信義店」紹介記事(旅旅台北.com)

上記は、2013年12月21日時点の情報です。

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