Windows 7 64bit 上で MS-DOS
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組み込み機器の開発に使っているROMライターが古いタイプで、どうしてもMS-DOSでないと動きません。
Windows XPの頃は、コマンドプロンプト上で普通に動作していたのですが、
Windows 7の64ビットにしてしまったら、MS-DOSプログラムは動かなくなってしまいました・・・
これでは困るとおもって調べていたところ、
MS-DOSに特化したエミュレータがあるのですね。
他のフリーソフトのエミュレータのような、難しい設定はなく、基本的にインストーラでインストールするだけですぐにMS-DOSのプロンプトにたどり着くことができます。
(但し、DOS/Vではなく、英語版DOSです)
Windows上のディレクトリも、ドライブをマウントすれば、簡単にアクセスできます。
例えば、AドライブにWindows上のC:\DIRをマウントしたければ、MS-DOSのプロンプトで、次のようにするだけです。
C:\>MOUNT A C:\DIR
また、シリアルポートへのアクセスも設定ファイル(テキストファイルなのでメモ帳で編集可能)を少しいじるだけで可能です。
設定ファイルは、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\DOSBox\dosbox-0.74.conf というファイル名です。
最後の方に、
serial1=dummu
とあるものを、
serial1=directserial realport:COM4
のように変更するだけです。
私のコンピュータでは、COM4としてUSBシリアル変換ケーブルが認識されているので、このようにしました。
これでめでたく、ROMライタソフトが起動しました!
これで、Windows環境もほぼ問題ない状態に仕上がりました!
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