セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

我が国の司法制度

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袴田事件の再審が高裁で取り消された。一方で死刑と拘置の執行停止は維持という不思議な決定。どうも良く分からないが、もちろん一旦下された判決の重みはあると思うものの、そもそも疑わしきは罰せずという刑事法の精神からすれば、疑義が呈された以上、その信用性を真っ向から否定するというのはちょっと変だと感じる。仮にも地裁において審議した上で再審すべきだとした以上、元の判決に疑義があるわけだから、再審を維持すれば良いのではないか?

また、いずれにしてもこれだけ長期にわたって裁判が維持されていること自体正義に反するし、高齢化し精神状態も耗弱している袴田氏の状況に鑑みると、何故そこまでメンツにこだわるのか、という気がしてくる。司法とは、国家から国民を守るものであるべきであり、その根本的な精神に立ち返って審議をしてほしいと思う。もちろん事実は容易には分からないが、事件から50年以上の時間が経過しているという事実は、十分に配慮すべきだと感じる。

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