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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

キャッシュレス生活の実践 (1)現金を持たずに何日生活できるか

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私は、極力現金を使わない生活をしています。その代わりに利用するのがクレジット・カードと電子マネーです。財布には、カードばかりで現金は、ほとんど入っていません。私を襲ってもはした金しか手に入りませんよ。

お札は、まだいいのですが、小銭はかさばるし重いしジャラジャラするし、触ると金属の匂いが手につくので好きではありません。

もう一つ、ANAのマイレージを貯めているため、極力精算にはクレジット・カードを利用します。100円で1マイルが相場ですね。陸マイラーかというとそうではありません。旅が大好きなので、国の内外を問わず飛行機はよく乗ります。あくまで飛行マイルの補いです。現金で払うと何も付かないのに、クレジット・カードだと支払いが翌月になるだけなく、さらにマイルが付きます。やはり利用しない手はないでしょう。

クレジット・カードは、利用者に負担はかかりませんが、店にはクレジット・カード会社に支払う手数料がかかります。お店からしたら利益の数%が奪われるのですから手放しで嬉しいはずはないですね。しかし、消費者の心理としては、クレジット・カードで払えるなら高額なものを買ってしまおうとなるわけです。私なぞは、マイルが付くなら買ってしまおうということになります。

ちょっと前までは、お店の人に悪いなあという心理が働き、クレジット・カードは高額商品の購入時に限っていました。この頃は、陸マイラーが増えたのか、ちょっとした金額での利用にも躊躇無くクレジット・カードを出すようになりました。私の場合のこの基準は、1,000円以上です。お札で買えるものは、クレジット・カードでいいでしょうと決めています。事実、スーパーマーケットやデパートの地下食品売り場では、むしろ現金よりスムーズに会計ができます。1,000円未満の決済に登場するのが、電子マネーです。

はたして現金を持たずに生活できるでしょうか。私の生活の中では、これはほぼ実現されています。

朝。通勤電車は、クレジット・カードで購入した定期券、またはSUICAやPASMOなどの電子マネーで会社に行けます。

会社の前のコンビニでは、電子マネーでパンやコーヒーが買えます。

会社の社員食堂では、弊社の場合関連会社が発行したクレジット・カード決済の電子マネーが必要ですが、ここでもキャッシュ・レスです。社員食堂を利用しなくても、電子マネーが利用できるレストランや食堂は街にあふれています。

帰りがけに本を買おうと書店に行けば、電子マネーが使えます。もちろんクレジットカードも・・・。

友人との会食、会社の宴会、夜の店でもほとんどクレジット・カードまたは電子マネーが使えます。

帰りの電車も朝と同じ。飲みすぎて終電を逃しても、今やタクシーでもクレジット・カードや電子マネーが使えます。

これで平日、月曜から金曜の5日間は、現金を使うことなく生活できました。

さて、休日。JRも地下鉄もバスも電子マネーが利用できます。

映画館では、クレジットカードが使えます。窓口でカードが使えない場合でも、チケットぴあ経由で事前に購入するとクレジット・カード決済ができます。

ランチもディナーも平日同様、クレジット・カードや電子マネーが使えます。

デパートやショッピングモールなど、クレジット・カードや電子マネーを使えない店を探す方が難しいです。 もちろん、カードも電子マネーも使えないお店はまだまだたくさんありますが、24時間365日、現金を持たずして、すべて銀行口座の中の数字の移動だけで、私は生活できてしまいます。

唯一、私の生活のかなりの部分を占めるのにクレジット・カードも電子マネーも使えない場所があります。寄席です。ここが最後の牙城ですね。ここを切り崩せれば、私のキャッシュレス生活が完成するのですが・・・。ただ、寄席の木戸で「カードで」と言うのも風情がないかもしれません。それでも国立演芸場の事前予約や著名な噺家のホール落語は、Webでチケット決済ができ、クレジットカードが利用できます。寄席の木戸での電子マネーの導入ももうすぐかもしれません。 噺家への祝儀も「カードでお願いします」って日が来るでしょうか。

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