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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

宇多田ヒカルのコンサートは電子チケット入場で、ステージはスマホ撮影可能だった

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先日、宇多田ヒカルのコンサートに行ってきました。友人から誘われて、OKと軽く返事をしたら、「じゃあ登録して」とのこと。チケット購入同伴者として、メールアドレスや顔写真を登録して初めて抽選購入に進めるというものでした。面倒なものはお任せで当日体を空けておけばいいと思っていたので、購入申し込み時点でこんなに手間がかかる時代になったのかと思いました。

無事に希望の日程でチケットを購入でき、コンビニで入金しました。手元に紙のチケットが無いという一抹の不安を抱きつつ、コンサートの数日前に「電子チケット」の準備ができましたとメールが届きました。

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さて、コンサート当日。顔写真入りの電子チケットなので、駅から会場に向かう道すがら、いわゆるダフ屋行為をする輩を全く見かけませんでした。入場ゲートでスマホ上の電子チケットのバーコードをスキャン、係員の画面にも顔写真が表示されているようなので、顔もチェックして入場となりました。チケットの左上の上部が常時動いているので、画面キャプチャーのバーコードでは入場できない仕組みでした。なるほど、これはいいですね。転売目的での購入によるチケットの高騰がなくなるのではないでしょうか。本当にコンサートに行きたい人だけが適正な価格で行ける仕組み、他のコンサートでも広げてほしいです。

一方、ちょっと不安だったのは、このコンサートの翌日、ソフトバンクの通信障害がありました。私は、ソフトバンクのユーザーなので、これが1日前だったらパニックとなっていたところです。また、当日急に行けなくなったとか、そんな時は知人に譲ったりする時はどういうプロセスなのだろうというのが気になりました。コンサートはだいたい夜なので、スマホの充電が切れないかも気をつけないとですね。

そしてコンサート。なんとスマホで撮影が自由でした。一眼レフやコンパクトデジタルカメラなど本格的なカメラでの撮影やフラッシュ撮影は不可でしたが、スマホはOK。なんと動画撮影も可でした。会場係員の人もそう説明してましたが、コンサートの最初に宇多田ヒカル本人から「他のお客さんの迷惑にならないよう、画面は暗くして撮影してくださいね」とお願いがあり、好きなアーティストからのお願いということで、観客がみなそれを守り、とってもマナーの良いコンサートでした。

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とはいえ、撮影ばかりしていたら、ステージに集中できないし、結局時々撮影して、コンサートを楽しむという感じでしたね。自分が行ったコンサートの記念の写真が撮影できたので、いい思い出にもなるし、とっても良かったです。著作権を侵害するような形で使う人がいるから、厳しいかもしれませんが、ライブが撮影可になっていくと個人的には嬉しいです。

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