米連邦取引委員会がflogを禁止に
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素人が中立的な意見を言っているように見せかけて実はスポンサーから金をもらって広告しているという偽ブログ(flog=fake blog)についてちょっと前に書きました。米国では、FTC(連邦取引委員会)(日本だと公取委みたいな機関)がflog、より一般的には、企業がバックについていることを隠したクチコミマーケティングを禁止する法案作りに乗り出したようです(参照記事(英文))。
クチコミマーケティングをやるなと言っているわけではなく、もし企業がスポンサーについているならばそれを明記してやれと言っているわけです。これは当たり前の話ですね。日本でも印刷媒体等では記事風の広告であれば「広告企画」と付記するのが常識になっていると思います(最近は怪しい?)。FTCは、ネットも印刷媒体と同様のビジネス倫理にしたがってやって下さいねと言っているわけで、ある意味、ネットが正当なメディアとして認められつつある証しであると思います。
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