コンサルタントがプロジェクトに臨むときの7つのロール(役割)
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何となくモヤモヤと考えていたことを整理してくれているリストは、「ハッ!」と効果が高いですね。これなんかは、まさにそんなリストでした。
- 【ジャッジ】第3者的に正論を展開し続けマネジメント業務や体制に警鐘を鳴らす。
- 【アバター】PMが理想としているハイレベルな役割を代わりに演じきる。
- 【クローン】PMのコピーとしてPMのいない場面でPM同様に振る舞う。
- 【エージェント】PMの代わりに現場に降臨し、意思決定やチームマネジメントを支援する。
- 【エネミー】反面教師として振る舞い、仮想敵として周囲の不満の捌(は)け口となる。
- 【サポーター】常にPMの希望通りに言動する。
- 【セクレタリ】PMの手の届かない部分に配慮し、隙間を埋めていく。
コンサルタントがプロジェクトに臨むときの7つのロール(役割) - *ListFreak
ここで僕がハッとしたポイントは、「7つもあったのか!」ということではありません。「コンサルタントは、何でも屋ですよね」で思考を止めず、具体的にどんな役割があり得るのかを考えて、整理しているというところ。
この本の著者で、当オルタナティブ・ブログで「トラパパ@TORAPAPA」を書かれていて、前職の先輩でもある北添さんによれば、この7つのロールは現在の所属先であるヘッドストロング・ジャパンによる定義だとか。
顧客に求められることは、もう何でもしよう!というのも一つのポジショニングではあります。しかし結局は顧客の発想を超えられないという難点があります。
果たし得る役割を事前によく考えておき、戦略的に演じ分けようという意識を持っておく。その意識が、顧客の期待を具体化し、期待を超える価値を生み出す原動力になるのではないか!と、たまには力んでみたり。
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