Podcasting(ポッドキャスティング)7つの心得
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このオルタナティブ・ブログにはPodcast版もあります。先週、スタジオで収録をしてまいりました。
初めてでしたのでとっても緊張。
で、さっそく「Podcastingの心得」を語ろうとは、何と心臓な輩かとお思いかも知れませんが、
自分の経験だけをまとめようというのではありません。
実は事前に、既に20回以上の収録をこなされている、
@IT 発行人のRandomwalk新野さんに「Podcastingの心得」をおたずねしておきました。
下記はそれをネタに、収録後の反省を含めて書いたものです。
- テーマを1つに絞る
Podcastの平均的な長さは、おそらく1エントリー3分から5分くらいでしょう。blogの1エントリーにそれ以上の長さを期待する聞き手も少ないでしょうし、普通の人によるPodcastというものは、素人が取ったホームビデオのように、長く浸っていると悪酔いしてしまいそうです。5分喋るというと、1500~2000字。ちょっとした長さではありますが、複数のテーマを詰め込めるほどには長くないでしょう。
- キーワードを決める
耳で聞いただけで覚えられる情報は、目で読んで覚えられる情報よりも少ない、はず。
ですので、聞き手の頭に残したい言葉は事前に考えて、繰り返し使うべき。
- 事前に喋ってみて、時間の感覚を掴んでおく
ぶっつけ本番で喋ると、長くなりがち。時計を見ながら喋る時間を調整するのは、素人には困難。
- 「えーと」と言いたくなければ、原稿を用意せよ
原稿なしで喋り、かつ「えーと」などの感動詞を口にしないでいることは至難の業。
試しに、5分×4本収録した中で、1~2分間ほど「ただ喋る」時間を作ってみました。
聞き返すと、考え考え喋っているのがアリアリと分かります。
- ギャグも、事前に試してみよ
ジョークなど言って軽妙さを演出したいと思うものですが、新野さんからは「喋ってみると実はつまらなくてがっかりする」というアドバイスが。僕はあまり挑戦しませんでした。
- テンションはやや高めで
「普通に喋るとなんとなく暗く聞こえる」というのが新野さんのアドバイスでした。これは人前で話をするときには常に使える心得ですね。おまけにヘッドフォンを付けていると、喋っているうちに独白モードになってしまう気がしました。これは自分の声が大きくフィードバックされるせいですかね。
- つまづいたり、かんだりしても気にしない
今回は編集してくださる方がいたので、口が回らなくなってしまったところも、後からそこだけ録音し直せばOKでした。そうでない場合でも、とにかく喋りきってから聞き直した方がいいと思います。
…まあ、なにごとも経験。機会をくださった皆様に感謝。
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