お父さんのためのWeb2.0講座(11) 「Googleで文書を翻訳」
外資系ならずとも、英語の文章を書かなくてはならなかったり、英語のWebサイトを見ることは増えている。 英語がある程度できる人でも、文章を斜め読みする時には英語ではきついので、多少、文章がおかしくてもいいから日本語で見たいという人は多い。
今回は、テキスト文書やWebサイトを各国語に翻訳できる機能を紹介する。(Web翻訳は次回紹介)
ちなみに、Googleの翻訳機能は、一般の翻訳ソフトのような、構文解析、文法や語彙などを参照して翻訳するものではなく、検索エンジンらしく大量の例文を参照して近い文章を表示する方式をとっているらしい。
後半で、一般的な翻訳ソフトの翻訳精度も比較してみる。
<Googleの翻訳機能を利用>
まず、
iGoogle http://www.google.co.jp/ig
にアクセスして、「more >>」をクリックする。
すると、「Googleのサービス」の一覧が表示される。
その下の方に「Google ツール」の一覧がある。 その右下に「翻訳 テキスト翻訳とウェブ ページの翻訳」があるので、それを選択。
すると以下のような、翻訳したい文章やURLを入力する画面が出てくる。
英語や日本語の文書を翻訳する場合は、「原文」の下の四角の中に、文章を入力したり貼り付けたりした後で、「英語から日本語」か「日本語から英語」なのかを選択した後、「翻訳」ボタンを押すと右側に日本語、あるいは英語に翻訳された文章が表示される。
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翻訳するテキスト
原文:
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外人が送ってきた署名の前に書いてあった言葉「Tell me the facts and I'll learn. Tell me the truth and I'll believe. But tell me a story and it will live in my heart forever.」を翻訳すると、
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のように翻訳される。
一般の翻訳ソフトで翻訳(王様の翻訳を利用)してみると以下のようになる。
「私に,事実と私が学ぶだろうと話して下さい。?私に,真実と私が信じるだろうと話して下さい。?しかし、私に,話とそれがいつまでも私の心に住むだろうと話して下さい。」
文章の内容、構成によって、翻訳精度が違うので、この文章一つを翻訳しただけでは精度はわからないが、これだけ見るとGoogleの方が良いように感じる。
ただし、翻訳ソフトは、訳の気に入らない単語を別な単語に代えたり、動詞として扱われているものを名詞に変更したりといった調整が可能であるが、Googleは一発翻訳になる。 良し悪しはあるだろうが、Google翻訳も無料でここまで出来れば十分ではないだろうか。
次回は、Webサイトを翻訳してみたい。
<お父さんのためのWeb2.0講座の過去の投稿と今後の予定
3.ニュースを検索して、その分野のニュースを継続的にメールで受ける
10.飲み屋、ホテルなどを探す
11.作った文書を翻訳
12.Webサイトを翻訳
13.3D地図で世界中を見よう
14~ その他Googleツールを利用しよう