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【Aterm WM3600RおよびAterm WM3450RNの活用編】ワイヤレスブロードバンドUQ WiMAX Aterm WM3600R/WM3450RNとパーソナルクラウドPogoplugで快適なモバイルワーク&ライフを

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『ワイヤレスブロードバンドUQ WiMAX Aterm WM3600R/WM3450RNとパーソナルクラウドPogoplugで快適なモバイルワーク&ライフを』特集、まず最初にAterm WM3600RおよびAterm WM3450RNについてご紹介させて頂きます。

このブログ記事に到達している人の多くは、「今更」とか「知ってる」という方も多いかとは思いますが、春の引越しや環境が変わる方の為の情報として、多少のお役に立てるかもしれないという事で、WiMAX製品の私的活用例などについてご紹介します。

※今回の環境で用意したAterm WM3600RおよびAterm WM3450RNは、1月のUQコミュニケーションズサロンイベントに関する記事『『UQコミュニケーションサロン』レポート【3】NECアクセステクニカ製モバイルルータAterm WM3600R&ホームルータAterm WM3450RN 』http://blogs.itmedia.co.jp/katabami/2012/02/uq3necaterm-wm3-c49a.html にてご紹介させて頂いておりますので、併せてご参照ください。

■WiMAXモバイルルータAterm WM3600R(NECアクセステクニカ製)
http://121ware.com/product/atermstation/product/wimax/wm3600r/

Atermwm3600r_pinkモバイルルータは、スマートフォン、タブレット端末、ミュージックプレイヤー、ゲーム機などのWi-Fi接続によるインターネット利用を可能にするもので、年々、普及が進んできました。その中でも、UQ WiMAXは、モバイルルータの中でも高速な通信が可能であること、パケット量による通信制限が無いことから、ヘビーユーザを中心に徐々にユーザ数を拡大し、先月(2012年2月)には、200万加入を越える加入者に到達していることからも、より幅広い層に受け入れられていることが想定されます。

さて、Aterm WM3600Rは、NECアクセステクニカ社の最新WiMAXモバイルルータ製品であり、連続稼動が10時間、15秒のクイック起動、軽量110g、クイック起動設定時は待受時間が25時間(通常時は170時間)ということで、外出時に途中で充電しなくても1日使えてしまうレベルになりました。
出力をアップさせたWiMAXハイパワー対応により、やや電波が弱かった場所での利用で1.5倍程度の通信スピードアップが図れる場合もあります。(自身の計測による結果などを踏まえ)
また、従来製品のWM3500Rと同様に、オプション機器のクレードルは充電だけではなく、LANポートを備えており、宅内・SOHO内の有線ネットワーク機器の接続も可能であることから、宅内・SOHOオフィス内ではクレードル接続、外出時はモバイルルータとしての活用が可能であり、この春に一人暮らしをはじめる方々・転勤による単身赴任される方などに最適なアイテム・通信環境ではないかと思われます。

■WiMAXホームルータAterm WM3450RN(NECアクセステクニカ製)
http://121ware.com/product/atermstation/product/wimax/wm3450rn/

Atermwm3450rnAterm WM3450RNは、WM3600Rのようにモバイル環境で利用することはなく、宅内・SOHO内に固定で設置して利用するための製品です。
LANポートも2つ備えており、HUB(ハブ、複数の有線LANを接続する機器)を購入することなく、無線LANに対応していないPCやテレビなどを複数同時に有線LAN接続したいニーズに応えています。
煩わしい配線、開通工事、開通までの時間も殆ど不要であり、WiMAXの電波状況の良い窓辺に設置したり、130gと軽量で、本体上部裏面にフック用の穴が用意されており、カーテンレールなどを活用して吊るすような設置方法も可能となりました。
吊るす場合は、電源ケーブルを窓周辺に引き回す必要がありますが、電波状況の最も良い位置に配置することが可能となります。Wi-Fiの出力は十分あると思われるので(ドア2枚位では問題なく通信可能という自身での利用状況を踏まえ)、通信速度の影響が大きいWiMAXの受信状況を最優先に設置することをお勧めします。

さて、WiMAXをなぜ利用するのか?というポイントですが、高速なインターネットを無線で利用できる『ワイヤレスブロードバンド』の先駆者であり、非常に広いエリアで、利用が可能になりました。
また、宅内・SOHOオフィス内に光回線を利用する際に、マンション・建物内の共用で、なかなかスピードが出ないというケースも多々あるかと思いますが、私自身も十分な上り・下り共に速度が出ずに「どうにかならないのか?」と思う事があります。
平日夜間は特に、その傾向が強く、分散化したいという事で、WiMAXとの併用により、フレッツ光の混雑時間帯には退避的に利用しています。

外出時はと言うと、ドコモFOMAがターミナル駅周辺では使い物にならない事が多く、Xiにおいてもカバーしきれない穴が多々あることからFOMAに切り替わり、速度が不十分であったり、日頃から上りの速度が1Mbps程度しか出ないという制限された状態がありますが、WiMAXであれば、上り速度も5Mbps以上出ることが多く、クラウドストレージへのファイルのアップロードなどが多い自分の使い方にとっては、上りの速度も非常に重要なポイントとなり、WiMAXが有ることでストレス無く屋外でのネット利用が可能になりました。

『そんなに多回線は使わない』が一般的かとは思いますが、そんな人こそ、WiMAXが有効なのではないか?ということで、選定する際のポイントを考えてみました。

・既存のインターネット回線が遅い
・新たにインターネット回線を開設したい(スグに使いたい、配線などはしたくない)
・複数のWi-Fi機器でインターネット接続をしたい
・外出時も高速なインターネットを利用したい

ごくごく、普通な、当たり前のことかもしれませんが、これらに加えて

・自宅・SOHOオフィスがWiMAXのエリア内で使ってみたい
 → Try WiMAXという15日間の無料お試し を活用して、自身の生活動線で、WiMAXが使えるかどうか、期待するスピードがでるかどうかを容易にチェックすることができます。
 逆に、光回線などは、試しに使ってみるだけで、かなりの費用が発生してしまうため、気軽には試すことができません。

・ほとんど自分だけしか利用しない
 →外出時に持ち出すことはできない誰も使わない光回線(光ポータブルの回線費用が不要であれば話は別ですが)と、モバイルルータ回線を併用するコストが気になる人、複数のネットワーク接続機器(無線LAN・有線LAN)がある人は、クレードル+モバイルルータ、固定用のWiMAXホームルータの活用が有効です。 また、複数台のWiMAX機器(モバイルルータ、ホームルータ、WiMAXパソコンなど)を利用する場合は、機器追加オプション http://www.uqwimax.jp/service/price/option04.html により、月額200円/機器でWiMAX利用機器の切り替えが容易にできます。(1契約あたり2台追加が可能=合計3台まで) 頻度の少ない家庭内の優先度を下げ、外出時に利用する機器の優先度を上げるといった設定(http://www.uqwimax.jp/signup/charge/option04/priority/)も可能なため、実際には、自分だけではなく、1契約をシェアして利用可能という点が、リーズナブルに利用できるというポイントです。

Famitokupack
ファミ得パック http://www.uqwimax.jp/shop/famitoku/

・家の人も、自分もシッカリ使う
 →昨年、『ファミ得パックhttp://www.uqwimax.jp/service/price/option05.html がUQコミュニケーションズから発表されたことで、複数端末を同時に離れた場所で使用する際のコストが大幅に削減され、月額単体3,880円(1年間の継続利用)~4,480円が、月額2,480円を追加することで2台同時に使えるというものです。
 モバイルルータを絶対条件としているならば、宅内用の回線が月額2,480円で利用できてしまうということになり、光回線とのコスト差は歴然です。

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利用する個々の環境や条件により、満足しないケースもあるかとは思いますが、前述の通り、Try WiMAXで機器を無料レンタルして、事前のチェックができれば、より安心できるかと思います。

私的には、WiMAXハイパワー対応になったことで、5-8Mbps程度の下り速度が8~12Mbps程度に速度アップしていること、各エリアの基地局などの整備・環境改善が進んでいることから、以前に試して不満足な結果だった人も、再度チェックするには良い機会ではないかと思います。

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関連URL

環境イメージ図

Mobile_workandlife

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