ゴールデンウィークだから、バックアップを兼ねてPCのお引っ越し! ついでに、Microsoftのフリーユーティリティー RichCopyを試してみる。
ゴールデンウィークは、ひどく追われる業務がないので、会社のPCをメンテナンスするのに良い時期です。(年末年始を逃すと、ここしかないぐらい。)
そこで、このゴールデンウィークは、会社で使用しているPCをお引っ越ししてスペックアップを図ろうということで、老朽化した4年前購入のDELL OPTIPLEX GX520 から、開発チームのお下がりPC HP dx7300(Core2/2.66GHz)にプチスペックアップですが、それよりもHDD2個実装できるので、148GBから約1TB(141GB+931GB)への容量アップ大作戦。
捨てきれないデータは、大容量に放り込み、別なストレージなどにも分散バックアップしているので、概ね、どれかがこけても泣かずに済むようになり、かつネットワーク越しではないので、高速なアクセスも可能になります。
メモリスロットも4つあるので、サーバのごとく、6GBだ8GBだとやりたいところですが、どうも4GB制限があるようで、おとなしく2GBメモリをAチャネルとBチャネルに1枚ずつ差して終えるか、意味がないかもしれないけれど、さらに1GBずつ足して6GBで認識するのか、認識してスペックが変わるのかとか試してみたい気もしつつ・・・
と、前ふりが長くなりましたが、だいぶ前に書かせていただいたブログ
2009/08/03 PCのバックアップ(ミラーリング)設定で、ROBOCOPYコマンドがあることに気づきました。
超ロングランで、いつもアクセスがあるので、ちょっと気を良くして、関連する情報を何か書こうと思いながら、だいぶ時間が経過してしまったものの、ちょうどPCお引っ越しという良い機会かと思い、あえてROBOCOPY関連銘柄の『RichCopy』を使って、データのお引っ越しをすることにしました。 といっても、ROBOCOPYのようなデイリーや定時間隔のバックアップ用途ではなく、Disk間のただのコピーです。
なので、意味がないかと思われるかも知れませんが、まずはMSの日本語訳されたサイトを参照してみてください。
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フリー ユーティリティ: RoboCopy の高度な代替ツール、
ユーティリティ スポットライト RichCopy
http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2009.04.utilityspotlight.aspx
ダウンロード: HoffmanUtilitySpotlight2009_04.exe
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ここでも書かれていますが、TechNet Magazine 2006 年 11 月号にて、ROBOCOPYのGUI版について書かれており、人気があったようですが、こちらは、昨年4月ということで、まだ1年ほど前の記事です。
記事中のスクリーンショットは英語版ですが、
しっかり日本語版です。
記事中にもありますが、『マイクロソフトの田丸健三郎氏が作成した』とあります。
おーっ、まだ日本のマイクロソフトでもソフトウェア開発しているのかと、別な驚きです。(いつに作られたものかはわかりませんが。)
さらには本文にて、
『RichCopy では、1 ファイルずつ順番にコピーするのではなく、複数のスレッドを同時に開くことができます。多数のファイルを同時にコピーすることができるので、操作完了までの総時間が、これまでの数分の 1 に短縮されます。また、ファイルのコピー操作を一時停止して再開できるので、ネットワーク接続が切断されても、中断した箇所から再開できます。』
と書かれていたことは、昨年のROBOCOPYを設定する際に調べて気づいていたので、いつか試そうと前から思っていたのですが、遂にその機会が到来ということになります。
理由は単純で、ドラッグアンドドロップとかでコピーをした際、なんらかの障害でコピーが止まることありますが(パスを含むロングファイル名やらセキュリティやら)、そのたびに、操作を強いられコピーが止まったり、時には中断&終了で、どこまでコピーされたかわからないような状態に陥ってしまいます。
そうなると、手繰って・探ってコピー漏れの個所を探し・・・かなり無駄な時間を過ごす羽目になります。
ところが、このRichCopyでは、中断・終了・操作強要が起きないのです。(今の作業中の段階でも、オペレーションを強いられることはなく、放置しています。)
さらに、複数のファイルを同時にコピーできることは、時短につながります。
ちなみに、昨日も、手動で一部のコピーを実施しましたが、途中でこけるなどして、24時間経っても完了しませんでしたが、そのような事もなく順調です。
(アクセス拒否などは、リストされているので、後で、確認するなどの措置ができることでしょう。
残念ながら、只今コピー作業の真っ最中につき、設定画面など、詳細のレポートは別途となりますが、連休中のバックアップをされる方は、バッファローやIOデータなどのハードディスクとセットになったお引っ越しツールを使うもよし、バルクのハードディスクを買ってRichCopyを使うもよし(PCに2台のHDDを内蔵できない人は、HDDケースも買わないといけませんが)ということで、あまり使わない時期に、実行すると、精神的にも安心できて良い休日を過ごせるかもしれません。
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【追記:2010/05/03 23:24】
残念なことに、並行作業をしていたら、途中でエラー画面を表示して停止してしまいました。
アプリを再起動しましたが、仕掛作業(コピー)の履歴は残っていないようなので、再スタートです。
しかし、すでにコピーしたファイルに対して、日付やサイズなどでコピーをするかしないかの設定も可能なので、それらを判断する時間はプラスされるものの、意識することなく再スタートができそうです。 また、設定画面もキャプチャーできたので、良しとしておきます。
(というか、コピー元のフォルダから、他のディスクにコピーしたり、かなりCPU負荷が高いと分かっていながら作業を並行してやっていたので、自分が悪いのですが、、、)
『ファイルコピー設定』画面ももちろん日本語です。
細かな設定ができます。
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