Webプロデュースした時のこと。 Special オルタナトーク『1文字下げるか、下げないか、それが問題だ』をみて思い出した。
Special オルタナトークが、『早起き』から、『字下げ』に変わったので、ふと思い出したのですが、Webプロデュースをいくつもやっていたころ、たまに、この字下げするとかしないとか(1かくアケル とか アケナイ とか)、というレギュレーションについて確認したり、されたりします。
どこでその話題になったか忘れましたが、ネスレ、キリンビバレッジ、ドリーミュージック、大学系、東急グループ、東京建物グループ、ミツミ、日経BP・・・あたり。
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そんな時は、主要サイトを今一度確認して、そのゾーンでの標準を選定することを推奨していました。
もう、大分時間が経過したので、ざっと見ましたが、なるべく統一した視点とする(均一にみる)ために、下層のページや、特集・別ドメインのコンテンツは除外して、「ご利用について」>「プライバシー」>「免責」&「ニュース」・「トピックス」あたりを見るようにします。(私の場合はですが。)
◆空ける派
Yahoo!、TBS、読売、サンケイ/MSN、日経、朝日新聞、ロイター
◆空けない派
Google、フジテレビ、テレビ朝日、イオン、IY(イトーヨーカドー)、キリン、サントリー、トヨタ、日産、ホンダ、ソニー、パナソニック、キヤノン
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コンシューマメーカは、ほとんど開けません。
これは当時10年前にはそうだったかと思います。
メディアは、やはり歴史的な背景=編集部・編集長といった出版の歴史によるものではないかと思うのですが、ロイターは意外でした。(Web編集長は、日本のニュースとして新聞メディアの方式と同じ目線か、やり方を踏襲しているのでは?とか勝手に想像するぐらい。)
コンシューマメーカの場合、多くの代理店・プロダクション・制作会社が関与していることが多く、別ドメインなどの外部サイトは当然として、下層に行けばいくほど、レギュレーションが適用されていないかとも思いますが、たとえばキリンビバさんであれば、ADKさんがポリシーを作成しており、外部の制作者にそのレギュレーションを伝える事務局のような管理部門のような役割もされていたことを思い出します。
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紙とWeb/HTMLの違いは、職人的なカーニングなどの調整をする紙と、それを適用することが困難なWEb/HTMLとの違いによるような気がします。
紙においても、ページの開きやレイアウトが大きく変化し、欧米的な技法が取り込まれたこともあり、今後、もしもWebプロデュースで相談されたならば、
・オフィシャルなもの、歴史的なものは字下げがあったほうが良い
(たとえば、コンテンツは字下げしないが、プレスリリースは字下げする)
・一般的なコンテンツは、整列されているスッキリ感を重視するならば字下げせず
・個人のブログのようなものは、好みで良いのでは?
140文字で字下げしたら139文字だよなぁ とか考えなくても良いでしょうし(笑
と伝えると思います。(今ならですが。)