高級なお肉は大概おいしい、でも、安いお肉も美味しくて柔らかいのがいいので『シャリアピンステーキ』風に。
ブランド牛のヒレステーキ、美味しいですよね。
パワーを付けたいときはサーロインでガッツリも良いですよね。
でも、ブランド牛は高過ぎです!!
なので、オージービーフや、国産牛の安ーーーいお肉=150gで500円ぐらいのもので、美味しくできないかなぁと。
イメージとしては、ファミレス系で、いいんじゃないと思えるステーキをより柔らかく仕上げたいというプランで、いろいろ調べてみました。
肉を軟らかく焼くために、オイル漬け、ワイン漬け、そして玉ねぎやパインによる繊維カッターな方法がとられているようで、基本となる玉ねぎ&ステーキを調べると、、、ありました、『シャリアピン・ステーキ』です。
◆シャリアピン・ステーキ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%AD
なんと、昭和11年に来日したオペラ歌手のシャリアピン氏のリクエストに帝国ホテルのシェフが応えたものが、このシャリアピン・ステーキとなったようです。
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ですが、食べた事ないですし、Google先生に相談して、いろいろな写真も見たのですが、
◆シャリアピン・ステーキ(Google画像検索)
http://images.google.co.jp/images?sourceid=navclient&oq=&hl=ja&rlz=1T4SNYL_jaJP258JP258&q=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%AD&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
うーーん、イメージとちがうなぁと。 ステーキの表面に玉ねぎだらけです。
一度食べたら、これ、やると思うんですけど、味のイメージができないので、基本の前にアレンジバージョンにすることにしました。
そう、前述の肉を柔らかく仕上げると言われる方法を全て使ってしまうという、荒業(?)です。
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1.基本材料は、肉、玉ねぎ、パイナップル、オリーブオイルです。(+ワイン、塩、コショウ)
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2.パインをすりおろします
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3.玉ねぎをすりおろします
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4.お肉は、やすーーーーい奴。スジ切り、余分な脂をカットしてオリーブオイルに漬けます
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5.すりおろしたパインと玉ねぎ、さらにスライスした玉ねぎを入れます
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6.ラップをして寝かせます(ラップはお肉をカバーしていたものでエコに)
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7.30分~1時間ほど寝かせたら、ワインを投入しちゃいます
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8.また、ラップして寝かせます
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9.付け合わせのマッシュポテトを作ります
2cmぐらいにカットしてチンしてコショウかけて潰していきます。
牛乳を少々入れて、最後に塩で味を調えます
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10.その他の付け合わせです
きのこをソテー、ほうれん草もソテー、玉ねぎもソテー です。
写真にはありませんが、ソテーをする前に、カリカリなにんにくスライスを作っておきます!
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11.漬けていたお肉と、玉ねぎ・パインを分けて、お肉に塩コショウします
(漬ける前だと、しょっぱくなるので、後にしたほうが良いと思います。)
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12.お肉とわけた玉ねぎ・パイン・オリーブオイル・ワインをフライパンで炒めてソースを作ります
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13.左のソースもしっかり色づいてきていますが、醤油と味りんを加えています。
仕上がりが近づいたら、お肉を焼きます
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14.どうですか? 500円のお肉に見え、、、ますよね。でも、これが、
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15.やわらかーい、やすーーい、シャリアピン風ステーキの出来上がり!!
うまい。 そうそう、かならずニンニクスライスをトッピングしてください。
ご飯にも、バケットにも合います。
大概のスーパーに、安いステーキが売ってますが、モモだけはどうしても固くなりがちなので、できれば、サーロインをセレクトしてくださいね。
(脂はカットしてしまえば、そんなに気にならないと思います。)