オルタナティブ・ブログ > 破壊的イノベーションでキャズム越え >

国境なきオープンイノベーション(C&D)で、世界のソフトを日本で仕上げて世界で売り抜く!

FREEを実践・実験するマーケ永井さん。 さすがです。

»

昨夜から、急激に盛り上がった永井孝尚さんの実験開始。

本日の永井さんのブログに経緯はしっかりと書かれているので、まずはこちらをご覧頂きたいのですが、

2010/03/17 『戦略プロフェッショナルの心得』を、全文PDFで無償公開開始。Twitter経由でも5時間で100件以上ダウンロード

『試しに昨晩11時過ぎにTwitterでつぶやいてみました。

にある通り、(1)起爆剤としてのTwitter、(2)オルタナブログ、(3)ダウンロードサイトへの誘導という強い流れを感じました。

-

(1) 起爆剤としてのTwitter

いうまでもなく、連鎖していく。 RTの嵐。 そして書評付き。
Amazonには無いパワーを感じます。(既にRTされる時点で、知り合いか、知り合いの知り合いである点に、書評や情報への信頼度があることも含め)

-

(2)オルタナブログ

ここは、やはり、メディアとしてのパワーと信頼性のハイブリッド。
個人サイトだけに誘導だと、その人が自分だけで自分を発信することになりますが、過去のブログや書籍出版をしてきたこと、専門性、考えなどをメディア上のブログで確認できてしまいます。

更に、実験の予告というべきブログを オルタナブロガーの岡本博行さん が前日に書いていること。

2010/03/16 永井さんの「戦略プロフェッショナルの心得」をKindle DXで読んでみた

FREEの流れとして、

2009/07/24 【書評】Free: The Future of a Radical Price by 小林啓倫さん
2009/11/24 【書評】『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』 by 小林啓倫さん

2010/03/10 ブログと「FREE」モデル by 林雅之さん

 ・
 ・
 ・

といった相関性を持ってブログ内で「FREE」についても情報を得られること。
(・・・そういえば、書籍のFREEは、まだ読んでないなぁと。)

-

(3)ダウンロードサイト

自費出版だからできたというこのPDFコンテンツを電子書籍元年として、公開することのキー。 すなわち、FREEの向こう側に、個人が展開するサイトがあること。

私的には、朝カフェマーケの本にも興味を持ってもらい、読者を掴むことが可能なのか?あるいは、こんごの出版に向けた材料作りとなるのか?など、個人サイト(出版社でもなく、オルタナブログというメディアのサイトでもなく)ならではの情報提供や、実験がやりやすい環境になるのであろうと思います。

-

残念ながら、電子書籍を読むデバイスはありませんが、フツーにPCで読ませて頂こうかと思います。

そして、書評をあちこちに書く事、伝えることが、FREEで知を享受した私が、VALUEとして著者にお返しできることになるだろうと思います。(既にFREE戦略にはまっていますね。)

また、今後の実験経過・結果を永井さんがブログにてご報告頂く事を期待しております。
(書籍の売れ行きも含め :)

Comment(2)