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「環境・新エネルギー産業創出セミナー」に行ってきました。(最初の1セッションのみですが)

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12月のブログ

2009/12/08 低炭素・脱炭素社会に向けて気になる『スマートグリッド』。 とりあえず、環境・新エネルギー産業創出セミナーにエントリー

にて予告していた通り、本日、あずさ監査法人にて開催された「環境・新エネルギー産業創出セミナー」に行ってきました。

お仕事の都合で、1セッションのみの参加となりましたが、

「クリーンテック産業のランドスケープ」
  -スマートグリッドの海外動向と日本での取り組み- 
  経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
  伊藤 慎介 氏

20100112_seminar_mufgazusa

講演された経産の伊藤さん、かなり頭が良い感じですし、説明はわかりやすいという非常にありがたいプレゼンを見(魅)せていただきました。

90ページにおよぶスライドをわずか40分の駆け足で説明するということで、大変だったかとは思いますが、この商務情報政策局情報経済課のミッションとしてのスマートグリッド、世界の動向(電力事情を含む)、日本の目指すべき道というような要点で、良く理解できました。

その中でも、当方が気になったのは、スマートグリッドへの投資額。

米国(オバマ政権)は、既に45億ドル(約4,500億円。。。円高なので約4,000億円ですね。)に対して、日本はわずか100億円という1/40しか投資がなされていないという現実。

事業仕訳うんぬんもありましたが、この桁違いを現政府・政権政党がどのように受け止めるか、考えるか、非常に興味があります。

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一方、ベンチャー企業におけるスマートグリッドはどうなのか?という点ですが、

・専門分野での経験値(巨大企業・大学)を有するテクノロジーベンダー

・新たなサービスモデルをソフトウェアとして実現するベンチャー
 (Googleなどに買われるつもりで頑張る感じで)

ということでは、参入も可能かもしれませんが、前述にも関連しますが、大規模投資が期待できない日本で、どのように、ベンチャーが関わっていけるのか。

特にソフトウェア分野で、世界の標準化に関与できるようなIP(知財)を確立できるポジションが成り立つのか?

米国のように3,000を超える電力会社乱立国と、日本の政策による9社という事情の違いをどのようにとらまえるのか。

このような視点で、ウォッチしたいところではあります。

期待すべくは、スマートグリッドタウンをどこかの自治体(市区町村レベル)が打ち出し、予算化され、大企業の実証の場とベンチャー誘致による創造の場が作られると、面白いかと思います。

宮崎県など、ベンチャー誘致や低炭素に向けて力をいれている都道府県にも、同様な期待をもちたいところですね。

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◆宮崎県東京事務所からの年始に頂いたメールを転載させて頂きます。

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   宮崎県企業誘致メールマガジン 新春号(平成22年1月5日)   
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新年 明けましておめでとうございます。
宮崎県知事の東国原英夫です。

 皆様におかれましては、平成22年の輝かしい新春を健やかにお迎えのこと
とお慶び申し上げます。

 私は知事就任以来、重要施策として掲げている企業誘致100社の実現のた
め、立地環境の整備や即戦力人材の育成に努めるとともに、あらゆる機会を捉
えて、宮崎の立地環境のPR等に全身全霊を傾けて参りました。
 さらに、将来を見据え、日照時間や森林資源など恵まれた自然環境を活用し
た、環境にやさしいクリーンエネルギーの普及促進に取り組んでいるところで
あります。
 昨年は、その一環として「みやざきソーラーフロンティア構想」を策定した
ところであり、現在、住宅用発電システムの普及や産学官連携による太陽電池
関連産業の集積を推進しているところであります。
 先般、我が国は、各国に先駆けてCO2の25%削減を世界に表明しました
が、本県もこの分野におけるフロントランナーを目指し、新しい「太陽と緑の
国」を築いて参りたいと考えております。
 めまぐるしく変化する社会環境、長期化する厳しい景気・雇用情勢ではござ
いますが、新しい年が、皆様にとりまして、希望に満ちた明るい年となります
よう心から祈念申し上げます。

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