昨日のソランをITホールディングスが買収(TOB)するというニュースに驚き。
先月のブログにて
2009/10/04 自社や自社製品に対して約20名のITコーディネータからアドバイスを頂く機会@ソラン株式会社様
と、ソラン社でのできごとを書かせて頂いたばかりなのですが、昨日、ロイターにて、ITホールディングスによる買収がニュースになっていました。
◆ITHD<3626.T>がソラン<9750.T>買収へTOB、独立系同士で生き残り狙う(2009年 11月 10日 17:46 JST)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities9/idJPnTK032808920091110
--
この合併による、売上規模4,000億となり、堂々のソリューションプロバイダー業界第4位になってしまいます。
上には、巨人NTTデータ、キャノンマーケティング、大塚商会、下には野村総研という順位になるようですが、ITホールディングスは既に野村総研と同等規模の売上に達していたことをこのニュースで初めてしったという。。。業界歴が長いのに、情けない限りです。
--
ソラン様に訪問した際も、「合併を重ねてきた会社なので」というお話を聞いていたので、この合併によるマイナスの影響は、無いものと思われるので、ITホールディングス社としても、非常に良い選択なのだと思います。
また今後も、国内外のソリューションプロバイダーは、そのスケールメリットや、生き残りを懸けた戦いを勝ち抜くためにも、M&Aが加速するのではないかと思われます。
ここしばらく、株価が低推移であることから、キャッシュリッチな企業、株価が回復基調にある企業(株式交換による)、キャッシュと株式交換の組み合わせにより、M&Aを実施しやすい環境なのかもしれません。
グローバルな海外のソリューションプロバイダーは、日本のM&A市場に入って来ないのか?とも思いますが。